VZ の &g コマンドに相当する WZ の関数として「inputstr」という関数があります。
ここで、VZ ではすべてが VZ の管轄下にあり、&g での入力でも、コマンドを実行する前の FEP (DOS ではこう呼ぶ)の ON/OFF を引き継ぎます。
しかし、WZ の 「inputstr」 は OS (Windows)の機能を利用しているため、IME の状態を引き継ぎません。
その結果、Dialog を開いたときの IME の状態が ON になっているようにすることはかなり困難です(不可能ではないと思いますが)。
このライブラリは 「inputstr」に、IME ON などのオプションを追加したものに相当する関数を提供します。
nrtDLG は「inputstr」を拡張したものに相当する関数を提供するライブラリです。 txstr用の関数と mchar*用の関数があり、次のようなオプションが用意されています。