續拾遺和歌集　卷第二　春歌下


 0073　題知だいしらず


0074　千五百番歌合せんごひゃくばんのうたあはせに


0075　守覺法親王家しゅかくほふしんわうのいへに五十首歌詠侍ごじっしゅのうたよみはべりける時とき


0076　花歌中はなのうたのなかに


0077　山階入道左大臣家十首歌やましなにふだうさだいじんのいへのじっしゅのうたに、寄露花つゆばなによする


0078　文永二年七月ぶんえいにねんふみづき、白河殿しらかはどのにて人人題ひとびとだいを探さぐりて七百首歌仕奉ななひゃくしゅのうたつかうまつりける時とき、花留人はなひとをとどめると云いふ事ことを


0079　題知だいしらず


0080　【○承前。無題。】


0081　【○承前。無題。】


0082　寳治元年十首歌合ほうぢぐわんねんのじっしゅのうたあはせに、山花やまばな


0083　弘長三年こうちゃうさんねん、內裏百首歌奉だいりのひゃくしゅのうたたてまつりし時とき、同心おなじこころを


0084　百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりし時とき


0085　內うちより八重櫻やへざくらを召めされけるに添そへて奉たてまつりける


0086　前中納言定家許さきのちゅうなごんさだいへのもとへ、八重櫻やへざくらに付つけて遣つかはしける


0087　見花日暮はなみてひぐれと云いへる心こころを


0088　題知だいしらず


0089　【○承前。無題。】


0090　【○承前。無題。】


0091　【○承前。無題。】


0092　【○承前。無題。】


0093　道助法親王家五十首歌だうじょほふしんわうのいへのごじっしゅのうたに、山花やまばな


0094　百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりし時とき


0095　建保四年內裏百番歌合けんほうよねんのだいりのひゃくばんのうたあはせに


0096　文永四年內裏詩歌合ぶんえいよねんのだいりのしかあはせに、春日望山はるのひやまをのぞむ


0097　建長六年三首歌合けんちゃうろくねんのさんしゅのうたあはせに、櫻さくら


0098　花歌中はなのうたのなかに


0099　暮山花くれやまのはなと云いへる心こころを


0100　題知だいしらず


0101　建仁元年五十首歌奉けんにんぐわんねんのごじっしゅのうたたてまつりける時とき


0102　雲林院花うりんゐんのはなを見みて


0103　百首歌中ひゃくしゅのうたのなかに


0104　西園寺入道前太政大臣家卅首歌さいをんじにふだうさきのだいじゃうだいじんのいへのさんしっじゅのうたに


0105　建長三年けんちゃうさんねん、吹田すいたにて十首歌奉しっじゅのうたたてまつりけるに


0106　春歌中はるのうたのなかに


0107　行路落花ゆくぢのおちばなと云いへる心こころを


0108　行路落花ゆくぢのおちばな


0109　庭落花にはのおちばなと云いへる心こころを詠よませ給たまうける


0110　西山にしやまなる所ところに花見はなみに罷まかりて詠侍よみはべりける


0111　中務卿宗尊親王家百首歌なかつかさきゃうむねたかしんわうのいへのひゃくしゅのうたに


0112　百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりし時とき


0113　寳治二年百首歌奉ほうぢにねんのひゃくしゅのうたたてまつりけるに、落花おちばな


0114　弘長三年こうちゃうさんねん內裏百首歌奉だいりのひゃくしゅのうたたてまつりし時とき、庭上落花にはへのおちばな


0115　堀川院御時ほりかはゐんのおほむとき、鳥羽殿とばどのにて池上花いけかみのはなと云いへる心こころを講かうぜられけるに


0116　建保二年詩歌合けんぽうにねんのしかあはせに、河上花かはかみのはな


0117　春歌中はるのうたのなかに


0118　百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりし時とき


0119　建保四年內裏百首歌合けんほうよねんのだいりのひゃくしゅのうたあはせに


0120　【○承前。建保四年內裏百首歌合中。】


0121　題知だいしらず


0122　【○承前。無題。】


0123　【○承前。無題。】


0124　【○承前。無題。】


0125　【○承前。無題。】


0126　京極入道前關白きゃうごくにふだうさきのくわんぱく、宇治うぢにて、霞隔殘花かすみのこりばなにへだてと云いへる事ことを詠よませ侍はべりけるに


0127　花山院くわざんゐん、花御覽はなごらむぜられける御共みともに參まゐりて尋花たづねばなと云いへる心こころを人人詠侍ひとびとよみはべりける時とき


0128　百首歌詠ひゃくしゅのうたよませ給たまひける中なかに


0129　弘長三年內裏百首歌奉こうちゃうさんねんのだいりのひゃくしゅのうたたてまつりし時とき、春月はるつきを


0130　文永二年七月ぶんえいにねんふみづき、白河殿しらかはどのにて人人題ひとびとだいを探さぐりて七百首歌仕奉ななひゃくしゅのうたつかうまつりける序ついでに、浦春月うらのはるつき


0131　深夜春月ふかきよのはるつきと云いへる心こころを


0132　題知だいしらず


0133　苗代なはしろを


0134　【○承前。詠苗代。】


0135　道助法親王家五十首歌中だうじょほふしんわうのいへのごじっしゅのうたのなかに、河款冬かはのやまぶき


0136　同心おなじこころを


0137　題知だいしらず


0138　【○承前。無題。】


0139　弘長元年百首歌奉こうちゃうぐわんねんのおひゃくしゅのうたたてまつりける時とき、款冬やまぶきを


0140　藤ふぢ


0141　寳治二年百首歌召ほうぢにねんのひゃくしゅのうためしける序ついでに、松上藤まつかみのふぢ


0142　【○承前。寳治二年召百首歌之際，詠松上藤。】


0143　土御門內大臣家歌合つちみかどないだいじんのいへのうたあはせに、雨中藤花あめなかのふぢばな


0144　寳治二年百首歌奉ほうぢにねんのひゃくしゅのうたたてまつりけるに、暮春ぼしゅん


0145　同心おなじこころを