續古今和歌集 卷第八 釋教歌


0748 法華經廿八品歌中(ほけきゃうにじふはちほんのうたのなか)に、方便品(はうべんほん)


0749 法師品(ほふしほん)


0750 分別功德品(ふんべつくどくほん)


0751 藥草喻品之心(やくさうゆほんのこころ)


0752 維摩經(ゆいまぎゃう)此身如水泡(このみみづのあわのごとし)()(こと)


0753 此身如夢(このみゆめのごとし)


0754 是心是佛心(せしんせふつのこころ)


0755 鐘音(かねのおと)()きて


0756 覺者何還厭夢中事(かくしゃなんぞまたむちうのことをいとはむ)


0757 若離我執忽然歸大我(もしがしふをはなればこつぜんとしてだいがにきす)


0758 題不知(だいしらず)


0759 【○承前。無題。】


0760 大日經十緣生句(だいにちきゃうのじふえんしゃうく)(うた)詠侍(よみはべり)けるに、水月(すいくわつ)


0761 每夜座禪觀水月(よごとにざぜんしすいくわつをくわんす)


0762 月夜(つきのよ)座禪(ざぜん)(ついで)


0763 非有非空之心(ひうひくうのこころ)


0764 法華經序品(ほけきゃうじょほん)以是知今佛欲說法華經(ここをもってしりぬいまのほとけもほけきゃうをとかむとほつするならむ)


0765 十如是(じふにょぜ)(うた)詠侍(よみはべり)けるに、如是相(にょぜさう)


0766 本末究竟等之心(ほんまつくきゃうとうのこころ)


0767 信解品(しんげほん)


0768 藥草喻品(やくさうゆほん)


0769 弟子品(でしほん)


0770 【○承前。弟子品。】


0771 寶塔品(ほうたふほん)


0772 東三條院御為(とうさんでうゐんのおほむため)に、一品經供養(いっぽんぎゃうくやう)せられける(ついで)


0773 提婆品(だいばぼん)即往南方之心(そくわうなんはうのこころ)


0774 安樂行品(あんらくぎゃうほん)於無量國中乃至名字不可得聞(むりやうのくにのなかにおいでないしみゃうじをもきくことをうへからず)()(こと) 【○補遺1934。】


0775 壽量品之心 (じゅりゃうぼんのこころ)


0776 【○承前。詠壽量品之趣。】


0777 【○承前。詠壽量品之趣。】


0778 分別功德品(ふんべつくどくほん)願我於未來長壽度眾生之心(われみらいにおいでちゃうしゅにしてしゅじゃうをすくはむことをねがはむのこころ)


0779 同心(おなじこころ)


0780 神力品(じんりきぼん)是二音聲遍至十方之心(このふたつのおんしゃうはあまねくじっはうにいたるのこころ)


0781 七十二歲說法華經之心(しちじふにさいにしてほけきゃうをとくのこころ)詠侍(よみはべり)ける


0782 釋教之心(しゃくけうのこころ)


0783 弘長元年六月(こうちゃうくわんねんみなづき)龜山仙洞(かめやまのせんとう)にて如法寫經(にょほうしゃきゃう)(はべり)(とき)十種供養之散花(じっしゅくやうのさんけ)從一位貞子調(しゅいちゐていしでう)して(たてまつり)結花(むすびはな)


0784 題不知(だいしらず)


0785 三會曉(さんゑのあかつき)(おも)ひて詠侍(よみはべり)ける


0786 熾盛光法行侍(ししゃうくわうほふをこなひはべり)ける(とき)思續(おもひつづ)(はべり)ける


0787 一切經一遍見(いっさいきゃういっぺんみ)るべき由思立(よしおもひた)ちながら、(わづ)かに千卷(ちまき)(およ)びければ、其殘如何(そののこりいか)でか命中(いのちのうち)になど思續(おもひつづ)けて詠侍(よみはべり)ける


0788 題不知(だいしらず)


0789 淨名居士(じゃうみゃうこじ)


0790 天台大師(てんだいだいし)


0791 釋教歌中(しゃくけうのうたのなか)


0792 餝下(かざりおろ)したりける(ひと)()


0793 教是佛語(けうこれふつご)禪是佛心(ぜんこれふつしん)還有淺深否(またせんしんありやいなや)()ひて(はべり)ける(ひと)返事(かへりごと)


0794 止觀文(しくわんのもん)の、即散而寂之心(さんにそくしてじゃくならしむのこころ)


0795 僧正信憲(そうじゃうしんけん)山階寺別當(やましなでらべったう)()りて、(はじ)めて三十講行侍(さんじふかうをこなひはべり)ける、聽聞(ちゃうもん)雪降(ゆきのふ)りける日罷(ひまか)りて(はべり)けるに、難義(なんぎ)出來(いできた)りけるを、增辨法師御簾內(そうべんほふしみすのうち)へ、(これ)如何(いか)に、と(たづ)ねたりければ、檜扇端(ひあふぎのはし)()きて(いだ)(はべり)ける


0796 高野(かうや)詣侍(まうでてはべり)ける(とき)奧院(おくのゐん)にて


0797 十波羅密中檀波羅蜜之心(しつはらみつのなかのだんはらみつのこころ)


0798 題不知(だいしらず)


0799 空觀之心(くうくわんのこころ)


0800 色即是空之心(しきそくぜくうのこころ)


0801 題不知(だいしらず)


0802 【○承前。無題。】


0803 藥師如來(やくしにょらい)


0804 題不知(だいしらず)


0805 佛迎(ほとけのむかへ)()(こころ)


0806 釋教歌(しゃくけうのうた)とて


0807 【○承前。釋教歌。】


0808 無量壽經四十八願心(むりゃうしゅきゃうしじふはちくわんしん)詠侍(よみはべり)けるに、供養諸佛(くやうしょふつ)


0809 樹說苦空(じゅくくうをとく)()(こころ)


0810 花盛(はなのさかり)極樂(ごくらく)()ぜさせ(たま)ひて


0811 厭苦緣之心(えんくえんのこころ)


0812 題不知(だいしらず)


0813 大品經(だいぼんぎゃう)畢竟空寂(ひっきゃうくうじゃく)


0814 未得真覺恒處夢中(いまだしんかくをえずしてつねにむちうにをる)故佛說為生死長夜之心(ゆゑにほとけときてせいしのちゃうやとなしたまへりのこころ)


0815 駒迎(こまむかへ)釋教(しゃくけう)()せて()める


0816 清涼寺(せいりゃうじ)にて詠侍(よみはべり)ける


0817 龜山仙洞持佛堂供養(かめやまのせんとうのぢふつたうくやう)に、法印聖憲(ほふいんしゃうけん)導師(たうし)()して、女郎花枝(をみなへしのえだ)菩提子念珠(ほだいしのねんじゅ)()けて布施(ふせ)(たま)はすとて付侍(つけはべり)


0818 念珠(ねんじゅ)求失(もとめうしな)ひて(あした)に、袈裟(けさ)(まつ)はりて(あり)けるを()