續後撰和歌集 卷第二 春歌中


0057 歸雁かへるかり


0058 恒德公家歌合こうとくこうのいへのうたあはせに、同心おなじこころ


0059 百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりとき歸雁かへるかり


0060 【○承前。奉百首歌時,歸雁。】


0061 【○承前。奉百首歌時,歸雁。】


0062 春歌中はるのうたのなか


0063 【○承前。春歌之中。】


0064 春雨はるさめ


0065 野春雨ののはるさめへるこころ


0066 題知だいしらず


0067 【○承前。無題。】


0068 洞院攝政家百首歌とうゐんせっしゃうのいへのひゃくしゅのうたに、はな


0069 千五百番歌合せんごひゃくばんのうたあはせ


0070 花歌中はなのうたのなか


0071 【○承前。花歌之中。】


0072 【○承前。花歌之中。】


0073 鳥羽院御時とばゐんのおほむとき每朝見花あさごとはなをみむへるこころ詠侍よみはべりける


0074 後京極攝政家花五十首歌中ごきゃうごくせっしゃうのいへのはなのごじっしゅのうたのなか


0075 入道前攝政家歌合にふだうさきのせっしゃうのいへのうたあはせに、雲間花くもまのはな


0076 【○承前。入道前攝政家歌合,詠雲間花。】


0077 春歌中はるのうたのなか


0078 十首歌合じっしゅのうたあはせに、山花やまばな


0079 花盛はなさかりに、西園寺さいをんじ住侍すみはべりけるに、人人詣來ひとびとまうでき歌詠侍うたよみはべりけるに


0080 久安百首歌奉きうあんのひゃくしゅのうたたてまつりけるとき花歌はなのうた


0081 【○承前。奉久安百首歌時,花歌。】


0082 建保四年內裏歌合けんほうよねんだいりのうたあはせ


0083 題知だいしらず


0084 【○承前。無題。】


0085 【○承前。無題。】


0086 【○承前。無題。】


0087 【○承前。無題。】


0088 【○承前。無題。】


0089 亭子院歌合ていじのゐんのうたあはせ


0090 【○承前。亭子院歌合中。】


0091 正治百首歌奉しゃうぢのひゃくしゅのうたたてまつりけるに


0092 和歌所わかどころにて、釋阿しゃくあ九十賀給くじふのがたまはせけるとき屏風びゃうぶ


0093 百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりとき見花はなみこころ


0094 翫花はなをもてあそぶ


0095 寶治元年三月ほうぢくわんねんのやよひ前太政大臣西園寺家さきのだいじゃうだいじんのさいをんじのいへ御幸有みゆきありて、花御覽はなごらむせられけるまゐりて詠侍よみはべりける


0096 花歌中はなのうたのなか


0097 【○承前。花歌之中。】


0098 【○承前。花歌之中。】


0099 春日社かすがのやしろにて、名所十首歌めいしょのじっしゅのうた人人ひとびとすすめてませはべりけるときはな


0100 故鄉花ふるさとのはなこと


0101 同心おなじこころ


0102 前大納言經房家歌合さきのだいなごんつねふさのいへのうたあはせ


0103 建保五年四月庚申けんぽうごねんうづきのかうしんに、春夜はるのよへるこころ


0104 五十首歌召ごじっしゅのうためしけるついで


0105 春歌中はるのうたのなか


0106 朝花あさばなへるこころ


0107 名所花めいしょのはなこと


0108 入道前攝政家歌合にふだうさきのせっしゃうのいへのうたあはせに、雲間花くもまのはな


0109 每春見花はるごとにはなをみむへるこころ


0110 亭子院歌合ていじのゐんのうたあはせ


0111 花為春友はなははるのともなりこころ


0112 後京極攝政ごきゃうごくせっしゃう大炊殿おほひどのはや住侍すみはべりけるを、かしこ移居うつりゐのちはる八重櫻やへさくらけて申遣まうしつかはしける


0113 かへ


0114 建曆二年けんりゃくにねん大內花御覽おほうちのはなごらむぜんとて、御幸有みゆきありてませたまうける


0115 久安百首歌奉きうあんのひゃくしゅのうたたてまつりけるとき