新後撰和歌集 卷第八 羈旅歌


0553 白河殿七百首歌しらかはどののななひゃくしゅのうた遊子越關いうしせきをこえこと


0554 題知だいしらず


0555 熊野くまのまゐらせたまひけるとき住吉すみのえにて三首歌講さんしゅのうたかうぜられけるついで


0556 旅心たびのこころ


0557 【○承前。旅之趣。】


0558 【○承前。旅之趣。】


0559 熊野くまのまゐらせたまひけるときませたまひける


0560 題知だいしらず


0561 【○承前。無題。】


0562 【○承前。無題。】


0563 こしはべりけるころ中務卿宗尊親王許なかつかさきゃうむねたかのしんわうのもとまをつかはしける


0564 かへ


0565 旅歌中たびのうたのなか


0566 【○承前。旅歌之中。】


0567 【○承前。旅歌之中。】


0568 月明つきのあかかりける鏡山かがみのやまゆるとて詠侍よみはべりける


0569 旅歌たびのうたとてめる


0570 八月十五夜はつきじふごや十首歌奉じっしゅのうたたてまつりしとき秋旅あきのたび


0571 前參議教長家歌合さきのさんぎのりながのいへのうたあはせに、旅宿月たびやどりのつき


0572 天台座主道玄てんだいざすどうげん日吉社ひよしのもりにて人人ひとびと薦侍すすめはべりける廿一首歌中にじふいちしゅのうたのなか


0573 旅宿たびやど


0574 長月頃ながつきのころものまかりてはべりける人許ひとのもとまをつかはしける


0575 陸奧國みちのくにまかりて詠侍よみはべりける


0576 旅歌中たびのうたのなか


0577 【○承前。旅歌之中。】


0578 【○承前。旅歌之中。】


0579 正治百首歌しゃうぢのひゃくしゅのうた


0580 題知だいしらず


0581 性助法親王家五十首歌しゃうじょほふしんわうのいへのごじっしゅのうたに、たび


0582 同心おなじこころ


0583 【○承前。詠同心。】


0584 寳治元年十首歌合ほうぢぐわんねんのじっしゅのうたあはせに、旅宿嵐たびやどのあらし


0585 三月頃やよひのころ但馬湯浴たぢまのゆあみにまかりけるみちにて詠侍よみはべりける


0586 題知だいしらず


0587 百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりしときせき


0588 名所百首歌奉めいしょのひゃくしゅのうたたてまつひゃくしゅのうたたてまつりけるとき


0589 題知だいしらず


0590 【○承前。無題。】


0591 【○承前。無題。】


0592 【○承前。無題。】


0593 【○承前。無題。】


0594 海路うみぢ


0595 內裏だいり百首歌奉ひゃくしゅのうたたてまつりしとき旅泊りょはく


0596 旅歌中たびのうたのなか


0597 【○承前。旅歌之中。】


0598 後法性寺入道前關白ごほっしゃうじにふだうさきのくわんぱく右大臣うだいじんはべりけるときいへ百首歌詠侍ひゃくしゅのうたよみはべりけるにみてつかはしける


0599 題知だいしらず


0600 【○承前。無題。】


0601 門司關もじのせきにてめる


0602 旅之心たびのこころ


0603 越國こしのくにはべりけるとき春頃はるのころ權中納言公雄許ごんちゅうなごんきみをのもとつかはしける


0604 かへ


0605 歸朝後きてうののちつき唐土之事もろこしのこと思出おもひででて詠侍よみはべりける


0606 題知だいしらず


0607 百首歌詠侍ひゃくしゅのうたよみはべりけるなか