新古今和歌集 卷十七 雜歌中


1588 朱鳥五年九月(あかみとりのいつとせのながつき)紀伊國(きのくに)行幸時(みゆきのとき) 【○萬葉集0034。】


1589 題知(だいし)らず 【○萬葉集1730。】


1590 【○承前。無題。】


1591 【○承前。無題。】


1592 【○承前。無題。萬葉集1246。】


1593 【○承前。無題。】


1594 長柄橋(ながらのはし)詠侍(よみはべり)ける


1595 【○承前。侍詠長柄橋。】


1596 【○承前。侍詠長柄橋。】


1597 題知(だいし)らず


1598 (はる)須磨方(すまのかた)(まか)りて()める


1599 天曆御時(てんりゃくのおほむとき)屏風歌(びゃうぶのうた)


1600 五十首歌詠(ごじっしゅのうたよ)みて(たてまつ)りしに


1601 和歌所歌合(わかどころのうたあはせ)に、關路秋風(せきぢのあきかぜ)()(こと)


1602 明石浦(あかしのうら)()める


1603 眺望之心(てうばうのこころ)()める


1604 千五百番歌合(せんごひゃくばんのうたあはせ)


1605 海邊之心(かいへんのこころ)


1991 題知(だいし)らず 【○拾遺集1169。】


1606 女齋王(むすめのさいわう)()して下侍(くだりはべり)て、大淀浦(おほよどのうら)(みそぎ)(はべり)とて 【○齋宮女御集0078。】


1607 大貳三位(だいにのさんゐ)(さと)出侍(いではべり)にけるを聞召(きこしめ)して


1608 御返(みかへ)


1609 教長卿(のりながきゃう)名所歌詠(などころのうたよ)ませ(はべり)けるに


1610 百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りし(とき)海邊歌(かいへんのうた)


1611 海邊霞(かいへんのかすみ)()へる(こころ)詠侍(よみはべり)


1612 大神宮(だいじんぐう)(たてまつ)りける百首歌中(ひゃくしゅのうたのなか)に、若菜(わかな)()める


1613 伊勢(いせ)(まか)りける(とき)()める


1614 題知(だいし)らず


1615 東方(あづまのかた)修行侍(すぎゃうしはべり)けるに、富士山(ふじのやま)()める


1616 五月晦日(さつきのつごもり)に、富士山雪白(ふじのやまのゆきしろ)()れるを()て、詠侍(よみはべり)ける


1617 題知(だいし)らず


1618 五十首歌奉(ごじっしゅのうたたてまつ)りし(とき)


1619 題知(だいし)らず


1620 【○承前。無題。】


1621 千五百番歌合(せんごひゃくばんのうたあはせ)


1622 守覺法親王(しゅかくほふしんわう)五十首歌詠(ごじつしゅのうたよ)ませ(はべり)けるに、閑居之心(かんきょのこころ)()める


1623 鳥羽(とば)にて歌合侍(うたあはせしはべり)しに、山家嵐(さんかのあらし)()(こと)


1624 百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りしに


1625 題知(だいし)らず


1626 少將高光(せうしゃうたかみつ)横河(よかは)(まか)りて落餝侍(かしらおろしはべり)にけるに、法服遣(ほふぶくつか)はすとて


1627 (かへ)


1628 能宣朝臣(よしのぶのあそん)大原野(おほはらの)(まう)でて(はべり)けるに、山里(やまざと)甚竒(いとあや)しきに、()むべくも(あら)(さま)なる(ひと)(はべり)ければ、「何處渡(いづくわた)りより()むぞ?」等問侍(などとひはべり)ければ


1629 (かへ)


1630 深山(ふかきやま)住侍(すみはべり)ける聖許(ひじりのもと)尋罷(たづねまか)りたりけるに、庵戶(いほりのと)()ぢて、(ひと)(はべ)らざりければ、(かへ)るとて書付(かきつ)けける


1631 (ひじり)(のち)()て、(かへ)


1632 題知(だいし)らず


1633 【○承前。無題。】


1634 山家送年(さんかにとしをおくる)()へる(こころ)詠侍(よみはべり)ける


1635 住吉歌合(すみよしのうたあはせ)に、(やま)


1636 百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りし(とき)


1637 山家松(さんかのまつ)()(こと)


1638 春日歌合(かすがのうたあはせ)に、松風(まつかぜ)()へる(こと)


1639 山寺(やまでら)(はべり)けるころ


1640 少將井尼(せうしゃうゐのあま)大原(おほはら)より(いで)たりと()きて(つか)はしける


1641 (かへ)


1642 題知(だいし)らず


1643 【○承前。無題。】


1644 【○承前。無題。】


1645 法輪寺(ほふりんじ)住侍(すみはべり)けるに、人詣來(ひとのまうでき)て、(くれ)ぬとて急侍(いそぎはべり)ければ


1646 後白河院(ごしらかはのゐん)栖霞寺(せいかじ)御座(おは)しましけるに、駒牽引分使(こまひきのひきわけのつかひ)にて(まゐ)りけるに


1647 (なげ)事侍(ことはべり)ける(ころ)


1648 冬頃(ふゆごろ)大將離(だいしゃうはな)れて(なげ)事侍(ことはべり)ける、明年(あくるとし)右大臣(うだいじん)()りて奏侍(たてまつりしはべり)ける


1649 御返(みかへ)


1650 題知(だいし)らず 【○萬葉集0264。】


1651 布引瀧見(ぬのびきのたきみ)(まか)りて


1652 京極前太政大臣(きゃくごくさきのだいじゃうだいじん)布引瀧(ぬのびきのたき)見に(まか)りて(はべり)けるに


1653 最勝四天王院障子(さいしょうしてんわうゐんのしゃうじ)に、布引瀧描(ぬのびきのたきか)きたる(ところ)


1654 天河原(あまのかはら)()ぐとて


1655 題知(だいし)らず


1656 堀河院御時(ほりかはのゐんのおほむとき)百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りけるに


1657 天曆御時(てんりゃくのおほむとき)屏風(びゃうぶ)國國所名(くにぐにのところのな)()かせさせ(たま)けるに、飛鳥川(あすかがは)


1658 題知(だいし)らず


1659 【○承前。無題。】


1660 【○承前。無題。】


1661 【○承前。無題。】


1662 (みやこ)(いで)(ひさ)しく修行(すぎゃう)(はべり)けるに、()ふべき人問(ひとのと)はず(はべり)ければ、熊野(くまの)より(つか)はしける


1663 相知(あひし)れりける(ひと)の、熊野(くまの)籠侍(こもりはべり)けるに(つか)はしける


1664 西行法師(さいぎゃうほふし)百首歌薦(ひゃくしゅのうたすす)めて()ませ(はべり)けるに


1665 百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りしに、山家之心(さんかのこころ)


1666 【○承前。奉百首歌,詠山家之趣。】


1667 【○承前。奉百首歌,詠山家之趣。】


1668 五十首歌奉(ごじっしゅのうたたてまつ)りし(とき)


1669 俊惠法師身罷(しゅんゑほふしみまか)りて(のち)年頃遣(としごろつか)はしける薪等(たきぎなど)弟子供許(でしどものもと)(つか)はすとて


1670 老後(おいてのち)津國(つのくに)なる山寺(やまでら)罷籠(まかりこも)れりけるに、寂蓮(じゃくれん)尋罷(たづねまか)りて(はべり)けるに、庵樣(いほりのさま)住荒(すみあら)して(あはれ)()(はべり)けるを、(かへ)りて(のち)に、(とぶら)ひて(はべり)ければ


1671 山家歌(さんかのうた)數多詠侍(あまたよみはべり)けるに


1672 後白河院(ごしらかはのゐん)(かく)れさせ(たまひ)(のち)百首歌(ひゃくしゅのうた)


1673 述懷百首歌詠侍(じゅつくわいひゃくしゅのうたよみはべり)けるに


1674 老後(おいののち)(むかし)思出侍(おもひいではべ)りて


1675 題知(だいし)らず


1676 【○承前。無題。】


1677 【○承前。無題。】


1678 【○承前。無題。】


1679 【○承前。無題。】


1680 三井寺燒(みゐでらや)けて(のち)住侍(すみはべり)ける(ばう)思遣(おもひや)りて()める


1681 百首歌詠侍(ひゃくしゅのうたよみはべり)けるに


1682 【○承前。侍詠百首歌。】


1683 人許(ひとのもと)(まか)りて、此彼松蔭(これかれまつのかげ)下居(おりゐ)(あそび)けるに


1684 西院邊(さいゐんあたり)(はや)相知(あひし)れりける(ひと)尋侍(たづねはべり)けるに、菫摘(すみれつ)みける(をみな)()らぬ由申(よしまうし)ければ、詠侍(よみはべり)ける


1685 主無(ぬしな)宿(やど)


1686 守覺法親王(しゅかくほふしんわう)五十首歌詠(ごじつしゅのうたよ)ませ(はべり)けるに、閑居之心(かんきょのこころ)


1687 (もの)(まか)りける(みち)に、山人數多逢(やまびとあまたあ)へりけるを()


1688 題知(だいし)らず 【○萬葉集2294。】


1689 【○承前。無題。】