金葉和歌集三奏本　卷第八　戀下八十四首


 0422　初戀之心(はつこひのこころ)を詠(よ)める　【○二度本0421。】


0423　題不知(だいしらず)　【○詞花集0316。】


0424　公任卿家(きんたふきゃうのいへ)にて、紅葉(もみぢ)・天橋立(あまのはしたで)・戀(こひ)と三題(みつのだい)を人人(ひとびと)に詠(よ)ませ侍(はべり)けるに、遲罷(をそくまか)りて人人皆書(ひとびとみなか)きける程成(ほどな)りければ、三題(みつのだい)を歌一首(うたひとつ)に詠(よ)める　【○二度本0422。】


0425　後朝之心(きぬぎぬのこころ)を詠(よ)める　【○二度本0423。】


0426　天德四年內裏歌合( てんとくのよとせだいりのうたあはせ )に詠(よ)める


0427　戀歌(こひのうた)を詠(よ)める　【○二度本0425。】


0428　鳥羽殿北面(とばどののきたのおもて)にて歌合(うたあはせ)に詠(よ)める　【○二度本0426。】


0429　十月許(かみなづきばかり)に別(わかれ)ける女許(をみなのもと)へ遣(つか)はしける


0430　久(ひさ)しく訪(おとづ)れざりける人(ひと)の、何事(なにこと)か等申(などまう)したりければ遣(つか)はしける　【○拾遺集1206。】


0431　題不知(だいしらず)　【○詞花集0252。】


0432　藏人家時(くらうとのいへとき)離離(かれがれ)に成(な)りけるを、恨(うら)みて遣(つか)はしける　【○二度本0432。】


0433　女許(をみなのもと)へ遣(つか)はしける　【○詞花集0365。】


0434　我(われ)をば離離(かれがれ)に成(な)りて、異人許(ことひとのがり)罷(まか)ると聞(き)きて遣(つか)はしける　【○二度本0434。】


0435　郁芳門院根合(いくはうもんゐんのねあはせ)に　【○二度本0435。】


0436　題不知(だいしらず)　【○詞花集0322。】


0437　人(ひと)を恨(うら)みて、五月五日(さつきのいつか)に遣(つか)はしける　【○二度本0436。】


0438　匡衡(まさひら)が心在所離(こころあくが)れて女許(をみなのもと)へ罷(まかり)ける頃(ころ)、言遣(いひつか)はしける　【○拾遺集1353。】


0439　題不知(だいしらず)　【○二度本0438。】


0440　逢不遇戀之心(あはざるこひにあひてのこころ)を　【○二度本0441。】


0441　文遣(ふみつか)はす人(ひと)の異人(ことひと)に逢(あ)ひぬと聞(き)きて、七月七日(たなばた)遣(つか)はしける


0442　女許(をみなのがり)遣(つか)はしける　【○二度本0443。】


0443　家歌合(いへのうたあはせ)に詠(よ)める　【○二度本0444。】


0444　題不知(だいしらず)　【○二度本0445。】


0445　【○承前。無題。○二度本0447。】


0446　雪朝(ゆきのあさ)に人詣來(ひとのまうでき)て、如是習(かくなら)ひて來(こ)ずは如何思(いかがおも)ふべきと申(まうし)ければ　【○新後拾遺1226。】


0447　物申(ものまう)しける人(ひと)の久(ひさ)しく音為(おとせ)ざりければ、遣(つか)はしける　【○二度本0449。】


0448　諸共(もろとも)に敦公(ほととぎす)を待(ま)ちける人(ひと)の、事有(ことあ)りて入(い)りにける後(のち)、鳴(な)きつや等尋(などたづ)ねけるを聞(き)きて詠(よ)める　【○二度本0451。】


0449　冬戀之心(ふゆのこひのこころ)を　【○二度本0452。】


0450　人人戀歌(ひとびとこひのうた)詠(よ)ませ侍(はべり)けるに　【○詞花集0187。】


0451　雨(あめ)に濡(ぬ)れて歸(かへり)けむ男許(をとこのもと)へ、言遣(いひつか)はしける　【○詞花集0317。】


0452　人(ひと)を恨(うら)みて詠(よ)める　【○二度本0455。】


0453　恨(うら)めしき人有(ひとあ)るに付(つ)けても、昔(むかし)を思出(おもひいづ)る事有(ことあ)りて詠(よ)める　【○二度本0457。】


0454　題不知(だいしらず)　【○續後撰0865。】


0455　忍戀之心(しのぶこひのこころ)を詠(よ)める　【○二度本0696。】


0456　伊賀少將許(いがのせうしゃうがもと)へ遣(つか)はしける　【○二度本0461。】


0457　返(かへ)し　【○二度本0462。】


0458　物思侍(ものおもひはべり)ける頃(ころ)、月明(つきのあか)かりける夜(よ)、面影(おもかげ)、常(つね)よりも堪難(たへがた)くて詠(よ)める　【○二度本0697。】


0459　題不知(だいしらず)　【○二度本0463。】


0460　物(もの)へ罷(まか)りける道(みち)に、端者(はしたもの)の逢(あ)ひたりけるを問(と)はせ侍(はべり)ければ、上東門院(じゃうとうもんゐん)に侍(はべり)ける相撲(すまゐ)こそとなむ申(まう)す、と言(い)ひけるを詠(よ)める　【○二度本0464、百人一首0072。】


0461　戀心(こひのこころ)を詠(よ)める　【○二度本0465。】


0462　題不知(だいしらず)


0463　堀河院御時艷書合(ほりかはゐんのおほむときのけさうぶみあはせ)に詠(よ)める　【○二度本0468。】


0464　返(かへ)し　【○二度本0469。】


0465　暮(くれ)には必(かならず)と賴(たの)めたりける人(ひと)の、廿日(はつか)の月高(つきのたか)く成(な)る迄見(までみ)えざりければ詠(よ)める　【○二度本0470。】


0466　【○承前，誓言暮時必來之人，時至廿日明月高昇，仍不見蹤影而詠。○二度本0471。】


0467　雪朝(ゆきのあした)に、出羽辨許(いではべんがもと)より歸(かへり)けるに、玆(これ)より送(をく)りて侍(はべり)ける　【○二度本0473。】


0468　返(かへ)し　【○二度本0474。】


0469　世(よ)に在(あ)らむ限(かぎり)は忘(わす)れじ、と契(ちぎ)りける人(ひと)の、音(をと)も為(せ)ざりければ詠(よ)める　【○二度本0476。】


0470　年頃物申(としごろものまうし)ける人(ひと)の、絕(た)えて訪(おとづ)れざりければ遣(つか)はしける　【○二度本0477。】


0471　題不知(だいしらず)　【○二度本0478。】


0472　住處(すみか)を知(し)らせぬ戀(こひ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める　【○二度本0475。】


0473　實行卿家歌合(さねゆききゃうのいへのうたあはせ)に、戀心(こひのこころ)を詠(よ)める　【○二度本0399。】


0474　男(をとこ)の方違(かたたがへ)になむ物(もの)へ罷(まか)ると言(い)はせて侍(はべり)ければ、遣(つか)はしける　【○二度本0479。】


0475　新藏人(にいくらうと)にて侍(はべり)ける頃(ころ)、內(うち)を理無(わりな)く出(いで)て女許(をみなのもと)に罷(まか)りて詠(よ)める　【○二度本0484。】


0476　周防內侍(すはうのないし)親(した)しく成(な)りて後(のち)、努努此事洩(ゆめゆめこのことも)らす莫(な)と申(まう)しければ詠(よ)める　【○二度本0485。】


0477　題不知(だいしらず)　【○二度本0486。】


0478　【○承前。無題。○二度本0487。】


0479　顯季卿家(あきすゑきゃうのいゑ)にて戀心(こひのこころ)を


0480　三井寺(みゐでら)にて人人戀歌詠(ひとびとこひのうたよ)みけるに、詠(よ)める　【○二度本0488。】


0481　語(かた)らひける女許(をみなのもと)に罷(まか)らむと契(ちぎり)たりけれど、障事有(さはることあ)りて罷(まか)らざりければ、五月雨頃(さみだれのころ)送(をく)りて侍(はべり)ける　【○二度本0489。】


0482　返(かへ)し　【○二度本0490。】


0483　寄石戀(いしにこひをよする)と言(い)へる事(こと)を　【○二度本0508。】


0484　攝政左大臣家(せっしゃうさだいじんのいへ)にて、戀心(こひのこころ)を　【○二度本0509。】


0485　戀歌十首(こひのうたとをしゅ)人人詠(ひとびとよ)ませ侍(はべり)けるに序(ついで)に、來不留(くれどもとまらず)と云(い)へる事(こと)を　【○二度本0510。】


0486　【○承前。令人人詠戀歌十首，遂賦來不留之事。○二度本0512。】


0487　題不知(だいしらず)　【○二度本0513。】


0488　攝政左大臣家(せっしゃうさだいじんのいへ)にて、時時逢(ときどきあふ)と言(い)へる事(こと)を　【○二度本0514。】


0489　題不知(だいしらず)　【○二度本0491。】


0490　【○承前。無題。○二度本0492。】


0491　【○承前。無題。○二度本0495。】


0492　【○承前。無題。○二度本0496。】


0493　【○承前。無題。○二度本0497。】


0494　【○承前。無題。○二度本0493。】


0495　【○承前。無題。○二度本0494。】


0496　【○承前。無題。○二度本0499。】


0497　【○承前。無題。○二度本0500。】


0498　【○承前。無題。○二度本0501。】


0499　【○承前。無題。○二度本0502。】


0500　【○承前。無題。○二度本0502。】


0501　【○承前。無題。○二度本0504。】


0502　【○承前。無題。○二度本0505。】


0503　【○承前。無題。○二度本0506。】


0504　【○承前。無題。○二度本0507。】