金葉和歌集　卷第十　雜部下

【連歌】　【補遺】


0604　公實卿(きみざねきゃう)隱侍(かくれはべ)りて後(のち)、彼家(かのいへ)に罷(まか)りたりけるに、梅花盛(むめのはなさか)りに咲(さ)けるを見(み)て枝(えだ)に結侍(むすびはべり)ける　【○三奏本0594。】


0605　返(かへ)し　【○三奏本0595。】


0606　人人數多具(ひとびとあまたぐ)して花見步(はなみあり)きて歸(かへ)りて後(のち)、風邪起(かぜのおこ)りて臥(ふ)したりけるに、人許(ひとのもと)より、何事(なにこと)かと尋(たづ)ねて侍(はべり)ければ遣(つか)はしける　【○三奏本0596。】


0607　北方亡侍(きたのかたうせはべ)りて後(のち)、天王寺(てんわうじ)に參侍(まゐりはべり)ける道(みち)にて詠(よ)める　【○三奏本0598。】


0608　郁芳門院(いくはうもんゐん)隱御座(かくれおは)しまして、又年秋(またのとしのあき)知信許遣(とものぶがりつか)はしける　【○三奏本0599。】


0609　下臈(げらふ)に越(こ)えられて歎侍(なげきはべり)ける頃(ころ)、詠(よ)める　【○三奏本0600。】


0610　律師實源許(りっしじつげんがもと)に、知(し)らぬ女房(にうばう)の佛供養為(ほとけくやうせ)むとて呼(よ)ばせ侍(はべり)ければ、罷(まか)りて見(み)れば事(こと)も叶(かな)はずげなる氣色(けしき)を見(み)て、急供養(いそぎくやう)して立(た)ちけるに、簾內(すだれのうち)より女房(にうばう)手(て)づから衣一重(きぬひとへ)と蒔繪手箱(まきゑのてばこ)を差出(さしいだ)したりければ、從僧(ずそう)して取(と)らせ歸(かへ)りて見(み)れば、銀箱內(しろがねのはこのうち)に書(か)きて入(い)れたりける歌(うた)　【○三奏本0601。】


0611　大路(おほぢ)に子(こ)を捨(す)てて侍(はべり)ける押含(おしくく)みに、書付侍(かきつけはべり)ける　【○三奏本0603。】


0612　阿波守基綱(あはのかみもとつな)に後(おく)れて侍(はべり)ける頃(ころ)、流(なが)されたりける人(ひと)の許(ゆ)るされて歸(かへ)りたりけるを聞(き)きて詠(よ)める　【○三奏本0604。】


0613　心地例為(ここちれいな)らぬ頃(ころ)、人許(ひとのもと)より如何等申(いかがなどまうし)たりければ詠(よ)める　【○三奏本0605。】


0614　範永朝臣(のりながのあそん)出家(いへで)してけりと聞(き)きて、能登守(のとのかみ)にて侍(はべり)ける頃(ころ)、國(くに)より言遣(いひつか)はしける　【○三奏本0606。】


0615　律師長濟(りっしちゅうさい)身罷(みまか)りて後(のち)、母(はは)の其扱(そのあつか)ひをして有(あり)ける夜(よ)、夢(ゆめ)に見(み)えける歌(うた)　【○三奏本0607。】


0616　顯仲卿(あきなかきゃう)、女(むすめ)に後(おく)れて嘆侍(なげきはべり)ける頃(ころ)、程經(ほどへ)て問(と)ひに遣(つか)はすとて詠(よ)める　【○三奏本0608。】


0617　從三位藤原賢子(じゅさんゐふぢはらのかたいこ)例為(れいな)らぬ事有(ことあ)りて、萬心細(よろづこころぼそ)う覺(おぼ)えけるに、人許(ひとのもと)より如何等言(いかがなどい)ひて侍(はべり)ければ詠(よ)める　【○三奏本0609。】


0618　身罷(みまか)りて後(のち)、久(ひさ)しく成(な)りたる母(はは)を夢(ゆめ)に見(み)て詠(よ)める　【○三奏本0610。】


0619　人女(ひとのむすめ)の母物(ははのもの)へ罷(まか)りたりける程(ほど)に、重病(をもきやまひ)をして隱(かく)れなむとしける時(とき)、書置(かきお)きて身罷(みまか)りにける歌(うた)　【○三奏本0611。】


0620　小式部內侍亡(こしきぶのないしう)せて後(のち)、上東門院(じゃうとうもんゐん)より年頃賜(としごろたま)はりける衣(きぬ)を亡(な)き跡(あと)にも遣(つか)はしたりけるに、小式部內侍(こしきぶのないしう)と書附(かきつ)けられたるを見(み)て詠(よ)める　【○三奏本0612。】


0621　親(した)しき人(ひと)に後(おく)れて業事果(わざのことはて)て歸(かへ)りけるに詠(よ)める　【○三奏本0613。】


0622　陽明門院(やうめいもんゐん)隱御坐(かくれおは)しまして、御業事果(おほむわざのことはて)て、又日(またのひ)雲棚引(くものたなび)けるを見(み)て詠(よ)める　【○三奏本0614。】


0623　白河院女御(しらかはゐんのにょうご)隱給(かくれたま)ひて後(のち)、彼家南面(かのいへのみなみおもて)の藤花(ふぢのはな)盛(さか)りに咲(さ)きたりけるを見(み)て詠(よ)める　【○三奏本0615。】


0624　兼房朝臣(かねふさのあそん)重服(ぢゅうぶく)に成(な)りて籠居(こもりゐ)たりけるに、出羽辨許(いではのべんがもと)より、「訪(とぶら)ひたりけるを、返(かへ)しせよ。」と申(まうし)ければ詠(よ)める　【○三奏本0616。】


0625　範國朝臣(のりくにのあそん)に具(ぐ)して伊豫國(いよのくに)に罷(まか)りたりけるに、正月(むつき)より三四月迄(やよひうづきまで)如何(いか)にも雨降(あめのふ)らざりければ、苗代(なはしろ)もせで騷(さは)ぎければ、萬(よろづ)に祈(いのり)けれど叶(かな)はで絕(た)えがたりければ、守(かみ)、「能因(のういん)を歌詠(うたよ)みて一宮(いちのみや)に參(まゐ)らせて雨祈(あめいの)れ。」と申(まうし)ければ參(まゐ)りて詠(よ)める　【○三奏本0617。】


0626　心經供養(しんぎゃうくやう)して、其心(そのこころ)を人人(ひとびと)に詠(よ)ませ侍(はべり)けるに　【○三奏本0618。】


0627　法文有(のりのふみのあり)けるを、里(さと)なる女房許(にうばうのもと)より、宮(みや)に申(まう)さずとも忍(しの)びて取(と)りて遣(おこ)せよ、と人許(ひとのもと)に言遣(いひをく)りて侍(はべり)ければ、聞(き)きて詠(よ)ませ給(たま)ひける　【○三奏本0619。】


0628　月明(つきのあか)かりける夜(よ)、瞻西聖人許(せんさいしゃうにんのもと)へ言遣(いひつか)はしける　【○三奏本0620。】


0629　實範聖人(じつはんしゃうにん)、山寺(やまでら)に籠居(こもりゐ)ぬと聞(き)きて遣(つか)はしける　【○三奏本0621。】


0630　八月許(はづきばかり)、月明(つきあか)かりける夜(よ)、阿彌陀聖人(あみだのしゃうにん)の通(とほ)りけるを呼(よ)ばせてさ給(たま)ひて、里(さと)なりける女房許(にうばうのもと)に言遣(いひつかは)しける　【○三奏本0622。】


0631　依釋迦遺教念阿彌陀(しゃかのゆいけうによりてあみだぶをとなへる)と云(い)ふ事(こと)を詠(よ)める　【○三奏本0623。】


0632　清海聖人(せいがいしゃうにん)、後生猶恐思(ごしゃうなほおそれおも)ひて眠入(ねぶりい)りたりける枕上(まくらがみ)に、僧立(そうのた)ちて詠掛(よみか)けける歌(うた)　【○三奏本0624。】


0633　普賢十願文(ふげんじっがんのふみ)に、願我臨欲命終時(ねがはくわれいのちおはりせんとするときにのぞみて)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○三奏本0625。】


0634　弟子品之心(でしほんのこころ)を詠(よ)める　【○三奏本0626。】


0635　提婆品之心(だいばほんのこころ)を詠(よ)める　【○三奏本0627。】


0636　【○承前。詠提婆品之趣。○三奏本0628。】


0637　涌出品之心(ゆうじゅつほんのこころ)を詠(よ)める　【○三奏本0630。】


0638　不輕品之心(ふきょうぼんのこころ)を詠(よ)める　【○三奏本0629。】


0639　藥王品之心(やくわうほんのこころ)を詠(よ)める　【○三奏本0631。】


0640　人許(ひとのもと)にて經供養(ぎゃうくやう)しけるに、五百弟子授記品之心(ごひゃくでしじゅきほんのこころ)を説(と)きけるに、繋寶珠之喻說(けほうじゅのたとひと)きけるを聞(き)きて尊(たう)とかりける由(よし)の歌(うた)を詠(よ)みて、被物裏(かづけもののうら)に結付(むすびつ)けて侍(はべり)けるを見(み)て返(かへ)しつ交(かは)しける　【○三奏本0632。】


0641　依他八喻(えたのやつのたとひ)を人人詠(ひとびとよ)みけるに、此身如陽炎(このみかげろふのごとし)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○三奏本0633。】


0642　常住心月輪(つねにしんげつりんにすむ)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○三奏本0634。】


0643　醍醐舍利會(だいごのしゃりゑ)に花散(はなのち)るを見(み)て詠(よ)める　【○三奏本0635。】


0644　地獄繪(ぢごくのゑ)に劔枝(つるぎのえだ)に人貫(ひとのつらぬ)かれたるを見(み)て詠(よ)める　【○三奏本0636。】


0645　人許(ひとのもと)に侍(はべり)けるに、俄(にはか)に絕入(たえい)りて失(う)せなむとしければ、蔀下(しとみのもと)に搔入(かきい)れて大路(おほぢ)に置(を)きたりけるに、草露足(くさのつゆのあし)に障(さは)りける程(ほど)に郭公鳴(ほととぎすのな)きければ、息下(いきのした)に詠(よ)める　【○三奏本0637。】


0646　如是(かく)て、遂(つひ)に落入(おちい)るとて詠(よ)める　【○三奏本0638。】


0647　屏風繪(みびゃうぶのゑ)に、天王寺西門(てんわうじのにしかど)にて、法師舟(ほふしのふね)に乘(の)りて西樣(にしざま)に漕離行(こぎはなれゆ)く狀描(かたかき)たる所(ところ)を詠(よ)める　【○三奏本0639。】



連歌

0648　居(ゐ)たりける所(ところ)の北方(きたのかた)に、聲訛(こゑなま)りたる人(ひと)の物言(ものい)ひけるを聞(き)きて　【○三奏本0640。】


0649　桃園之花(ももぞののはな)を見(み)て　【○三奏本0641。】


0650　賀茂御社(かものみやしろ)にて物搗音繁(ものつくをとのしけ)るを聞(き)きて　【○三奏本0642。】


0651　宇治(うぢ)にて田中(たのなか)に老(お)いたる男(をとこ)の伏(ふし)たりけるを見(み)て　【○三奏本0643。】


0652　日入(ひのい)るを見(み)て　【○三奏本0644。】


0653　田中(たのなか)に馬立(むまのた)てるを見(み)て　【○三奏本0645。】


0654　瓦屋(かはらや)を見(み)て　【○三奏本0646。】


0655　筑紫志賀島(つくしのしかのしま)を見(み)て　【○三奏本0647。】


0656　宇治(うぢ)へ罷(まか)りける道(みち)にて、日頃雨降(ひごろあめのふ)りければ水出(みづのいで)て、賀茂川(かもがは)を男袴(をとこのはかま)を脫(ぬ)ぎて手(て)に提(ささ)げて渡(わた)るを見(み)て　【○三奏本0648。】


0657　鮎(あゆ)を見(み)て　【○三奏本0649。】


0658　和泉式部(いづみしきぶ)が賀茂(かも)に參(まゐ)りけるに、藁沓(わらうづ)に足(あし)を食(く)はれて、紙(かみ)を卷(ま)きたりけるを見(み)て　【○三奏本0650。】


0659　源賴光(みなもとのよりみつ)が但馬守(たぢまのかみ)にて在(あり)ける時(とき)、舘前(たちのまへ)に氣田川(けたがは)と云(い)ふ川有(かはあ)り。上(かみ)より舟下(ふねのくだ)りけるを、蔀開(しとみあ)くる侍(さぶらひ)して問(と)はせければ、「蓼(たで)と申物(まうすもの)を苅(か)りて罷(まか)る也(なり)。」と云(い)ふを聞(き)きて、口遊(くちずさみ)に言(い)ひける


0660　相撲草(すまひぐさ)と云(い)ふ草(くさ)の多(おほ)かりけるを、引捨(ひきすて)させけるを見(み)て


0661　鳥(とり)を軒(のき)に差(さ)したりけるが、夜雨(よるあめ)に濡(ぬ)れけるを見(み)て


0662　簔蟲(みのむし)の梅花咲(むめのはなさ)きたる枝(えだ)に在(あ)るを見(み)て


0663　瀧音(たきのをと)の夜增(よるま)さりけるを聞(き)きて


0664　柱(はらし)を見(み)て


0665　七十(ななそぢ)に成(な)る迄(まで)、司(つかさ)も無(な)くて、萬(よろづ)に恠(あや)しき事(こと)を思嘆(おもひなげ)きて詠(よ)める



補遺歌

0666　百首歌中(ひゃくしゅのうたのなか)に子日之心(ねのひのこころ)を詠(よ)める　【○續0022。○三奏本0025。】


0667　山寒花遲(やまさむくはなをそし)と云(い)ふ事(こと)を　【○代0039。】


0668　顯季卿家(あきすゑきゃうのいへ)にて、櫻歌十首(さくらのうたじふしゅ)人人(ひとびと)に詠(よ)ませ侍(はべり)けるに詠(よ)める　【○續0056。】


0669　花(はな)を詠侍(よみはべり)ける　【○續0068。】


0670　隣家藤花(となりいへのふぢばな)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0088。】


0671　卯花(うのはな)を詠(よ)める　【○續0103。】


0672　【○承前。詠卯花。續0103。】


0673　人人十首歌詠(ひとびとじふしゅのうたよ)みけるに、郭公(ほととぎす)を　【○續0114。】


0674　郭公(ほととぎす)を詠(よ)める　【○續0122。】


0675　待草花(くさばなをまつ)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0157。】


0676　後冷泉院御時(ごれいぜいゐんのおほむとき)殿上歌合(てんじゃうのうたあはせ)に、月之心(つきのこころ)を詠(よ)める　【○續0175。】


0677　月(つき)を詠(よ)める　【○續0201。】


0678　月之心(つきのこころ)を詠(よ)める　【○續0206。】


0679　鹿歌(しかのうた)とて詠(よ)める　【○續0226。】


0680　思野花(のばなをおもふ)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0237。】


0681　()河霧を()詠める　【○續0240。】


0682　落葉隨風(おちばかぜにしたがふ)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0253。】


0683　奈良(なら)に人人百首歌詠(ひとびとひゃくしゅのうたよ)みけるに、時雨(しぐれ)を詠(よ)める　【○續0259。】


0684　關路千鳥(せきみちのちどり)と云(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0270。】


0685　冬月(ふゆつき)を詠(よ)める　【○續0293。】


0686　水鳥(みづどり)を詠(よ)める　【○續0296。○三奏本0302。】


0687　返(かへ)し　【○續0348。】


0688　後朝之心(きぬぎぬのこころ)を詠(よ)める　【○續0353。】


0689　忍戀之心(しのぶこひのこころ)を詠(よ)める　【○續0385。】


0690　空事言(そらことい)ひて久(ひさ)しう音為(をとせ)ぬ人許(ひとのもと)に言遣(いひつか)はしける　【○續0390。】


0691　人(ひと)に代(かは)りて　【○續0394。】


0692　寄三日月戀(みかづきにこひをよする)を詠(よ)める　【○續0408。】


0693　攝政左大臣家(せっしゃうさだいじんのいへ)にて、寄花戀(はなにこひをよする)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0415。】


0694　戀心(こひのこころ)を詠(よ)める　【○續0429。】


0695　皇后宮(くわうごうぐう)にて、山里戀(やまざとのこひ)と言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0458。】


0696　忍戀之心(しのぶこひのこころ)を詠(よ)める　【○續0462。○三奏本0455。】


0697　物思侍(ものおもひはべり)ける頃(ころ)、月明(つきのあか)かりける夜(よ)、明(あか)ざりし面影(おもかげ)、常(つね)よりも堪難(たへがた)くて詠(よ)める　【○續0462。○三奏本0458。】


0698　寄關戀(せきによるるこひ)を詠(よ)める　【○續0476。】


0699　題知(だいし)らず　【○續0498。拾遺集0881。】


0700　寄夢戀(ゆめによするこひ)を詠(よ)める　【○續0515。金葉0381】


0701　俊忠卿家(としただきゃうのいへ)にて戀歌十首(こひのうたじふしゅ)人人詠(ひとびとよ)みけるに、貶(おとし)めて逢(あ)はずと言(い)へる事(こと)を詠(よ)める　【○續0515。】


0702　山寺(やまでら)に月明(つきのあか)かりけるに、經(きゃう)の尊(たふと)きを聞(き)きて淚落(なみだのお)ちければ詠(よ)める　【○續0536。】


0703　題知(だいし)らず　【○續0584。】


0704　返(かへ)し　【○續0592。】


0705　後三條院(のちのさんでうゐん)隱御座(かくれおは)しまして後(のち)、五月五日(さつきのいつか)一品宮御帳(いっぽんのみやのみとばり)に菖蒲葺(さうぶふ)かせ侍(はべり)けるに、櫻(さくら)の造花插(つくりはなのさ)されたりけるを見(み)て詠(よ)める　【○三奏本0597。續0606。】


0706　返(かへ)し　【○續0608。】


0707　例為(れいな)らぬ事有(ことあり)ける頃(ころ)、如何等(いかがなど)思續(おもひつづ)けて心細(こころぼそ)さに　【○續0628。】


0708　眾罪如霜露(みなのつみはしもつゆのごとし)と言(い)へる文(ふみ)を詠(よ)める　【○續0633。】


0709　龍女成佛(たつをみなほとけとなり)を詠(よ)める　【○續0636。】


0710　極樂(ごくらく)を思(おも)ふと言(い)へる事(こと)を　【○續0642。】


0711　【○無題。續0659。】


0712　鵜()の水(みづ)に浮(うか)べるを見(み)て　【○續0662。】


0713　攝政左大臣家(せっしゃうさだいじんのいへ)にて、戀心(こひのこころ)を詠(よ)める


0714　賴(たの)めて不逢戀(あはざるこひ)　【○續0364。】


0715　山歌合(やまのうたあはせ)に、戀心(こひのこころ)を　【○續0371。】


0716　戀心(こひのこころ)を　【○續0398。】


0717　題知(だいし)らず　【○續0500。】