神宮大麻と氏神さまのお神札をおまつりしましょう

　神宮大麻は、伊勢の神宮において丁重なおまつりを重ねて奉製され、氏神さまを通じ、神職や総代さんにより私たちの家庭に毎年お配りされています。
　新しい年を迎えるに当たり、伊勢の神宮大麻と、氏神さまのお神札を神棚におまつりして、日々の感謝のお祈りをささげましょう。

◆神宮

　伊勢の神宮は、古くから「お伊勢さま」と親しまれ、皇大神宮（内宮）と豊受大神宮（外宮）を中心とする日本で最も貴いお宮です。天照大御神をおまつり申し上げる「内宮」は、皇室の御祖先神として尊ばれ、また、国民の総氏神として仰がれています。豊受大御神をおまつり申し上げる「外宮」は、衣食住、ひいては産業の守り神としてあがめられています。

◆神宮大麻

　「御祓いさん」、「御祓大麻」と古来から呼ばれ親しまれてきました天照大御神のお神札です。私たちの祖先は新年に際し、新たなる誓いをたて、毎日毎日、祈りと感謝の真心をささげてきました。年の瀬に当たり、神棚を拭き清め、新しい神宮大麻と氏神さまのお神札をおまつりして、輝かしい新年をさわやかな気持ちでお迎えください。

◆神棚のまつり方

お供えの仕方 [ 神 前 ] (水)(米)(塩) [ 神 前 ] (水) (米)(塩) 横一列の場合 二列 の 場合

神棚は明るく清らかな高いところで、南向きか東向きが良いでしょう。 お神札が横に並ばない場合は手前より神宮大麻、氏神さま、崇敬する神社のお神札と重ねておまつりください。 神棚には毎朝、米・塩・水などをお供えして拝礼します。お神酒、季節の初物、お土産等は、その都度お供えし、感謝を込めてのちほど頂戴します。 一年間お守りいただいた古いお神札は感謝をこめて、氏神さまに納めましょう。 拝礼の作法は、二拝、二拍手、一拝です。

神宮司庁　『神宮大麻と氏神さまのお神札をおまつりしましょう』　より転載

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