◆世界観◆

霊術・十種神言

 

十種神言《とくさのかみのり》

この世界に存在する十種類の高位霊術
各行『攻撃を主体としたもの』『防御を主体としたもの』の二つずつある

霊力によって特殊な効力を発揮する道具《霊具》や、多種多様な霊術は、全てこの『十種神言』を起源として、派生的に生み出されたものであるといわれている

十種神言は一定の形状を持たず、術や武具に冠される『名』に宿るとされている
よって現在存在する形状は、言霊である《神呪》として、《符》に書き記される、武具に冠されるなど様々な形状を持つ
ただしその名をつけたからからといって、必ず十種神言が宿る訳では無い
神言に適した形と技術、時代によって突発的に生まれるのがほとんであり、同じ時代には唯一つのみ存在する

よって、十種神言の名を有する《もの》は 門外不出で、歴史上ではこれを巡って争いも起きている


十種神言の均衡
五行

 


十種神言 一覧

名称

読み

五行

特性

祓戸水剣

はらえどのみつるぎ

祓戸大神によって清められた水を召喚し、刀剣状にして対象を撃つ

古代形態:剣  現存形態:神呪  所有者:宗像うづめ

祓戸水鏡

はらえどのみかがみ

浄化能力を持った水の結界を張り、結界内のあらゆる穢れを浄化する
十種神言中、最高の浄化能力を有する
古代形態:鏡  現存形態:不明  所有者:不明

鎌戸火珠

かまとのほだま

あらゆる禍物を焼き尽くす、大神の炎でできた大鳥を召喚する
十種神言中、最強の攻撃力を有する
古代形態:勾玉  現存形態:符  所有者:白杜六花

鎌戸火比礼

かまとのほひれ

大神の穢れを焼き尽くす炎の壁を召喚し、触れた物を炎で灰燼と化す

古代形態:比礼(布帛)  現存形態:不明  所有者:不明

科戸木珠

しなとのこだま

対象を打ち抜く神樹の槍を召喚する
十種神言中、最高の素早さを有する
古代形態:勾玉  現存形態:不明  所有者:不明

科戸風弓

しなとのかざゆみ

放った矢にあらゆる穢れを浄化し、万魔を滅ぼす破魔の風を宿す

古代形態:弓  現存形態:弓  所有者:神田狭土

氣吹戸金弓

いぶきどのかなゆみ

あらゆる障壁を射貫く光の矢を召喚する

古代形態:弓  現存形態:不明  所有者:不明

氣吹戸金鏡

いぶきどのかながね

鋼の如き結界を張り、なおかつ外部からの衝撃を跳ね返す
十種神言中、最高の防御力を有する
古代形態:鏡  現存形態:不明  所有者:不明

座戸土比礼

くらとのつちひれ

大地を踏みしめ舞を舞うことで、舞手の意思のもと害悪を蹴散らす

古代形態:比礼(布帛)  現存形態:舞  所有者:不明

座戸土珠

くらとのつちだま

大地の気をもって、死気や穢れを祓い、あらゆる傷と病を癒す
十種神言中、最高の回復力を有する
古代形態:勾玉  現存形態:神呪  所有者:宗像かぐや

 

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