終わりに・・・
このマクロは実は単なる「モード型マクロ」(バックグラウンドマクロとか常駐型マクロとか言ったりもする)の実験用に作成しました。
「WZ」で「どうしても欲しい」マクロ(== TeXenv)があり、それを早く作り始めるために
βテスタとしてもぐりこみました。その「作りたいマクロ」は「モード型マクロ」だったのですが、もぐりこんだ当初は
「モード型マクロを作るにはフックを用いなければならない」
のでした。
しかし、僕にはそんなことをする能力は(少なくとも当時は)無いので
他の人が重視していなさそうな「getch」に一所懸命文句をつけました。
切羽詰まっていた時期に・・・ああ僕ってとっても(-_-メ)。
でも、TY さんが対応してくれたおかげで
マクロの範囲でモード型マクロを作れるようになりました。
そして、そのときに作った、「getch()の返り値を
キーを表す文字列に変換する関数『GC2Szkey()』」を
他のマクロでも使うために独立させたのが「GC2Szkey.txc」
(今は「GC2Szkey.c」となっています。)です。
さて、「文字コードを表示する」という機能自体は、キーを取得して動作する必要はありません。したがって、間違いなくフックで実現すべきであります。このマクロ自体はテスト用に作成したものだったので、このマクロを最初に発表したころは同様のマクロがなかったのですが、今はフックを利用したマクロが他にありますので、そちらを利用することをすすめます。
なお、「WATCHAR ver0.46」 から黒崎浩行さんがこのマクロに対して行われた改造「JIS区点コード表示」をそのまま採用させていただきました。