千載和歌集　卷十三　戀歌三


 0780　題不知(だいしらず)


0781　【○承前。無題。】


0782　【○承前。無題。】


0783　【○承前。無題。】


0784　文月七日夜(ふむつきのなぬかのよ)、大納言朝光(だいなごんあさみつ)物言侍(ものいひはべり)けるを、又日(またのひ)、心有樣(こころあるさま)に人言侍(ひとのいひはべり)ければ遣(つか)はしける


0785　枇杷殿皇太后宮(びはどのくわうたいごうぐう)に參(まゐ)りて侍(はべり)けるに、辨乳母袴腰出(べんのめのとのはかまのこしのいで)たるを、御前(みまへ)なる硯(すずり)を引寄(ひきよ)せて、其腰(そのこし)に書付(かきつ)け侍(はべり)ける


0786　返(かへ)し


0787　堀川院御時(ほりかはゐんのおほむとき)百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りける時(とき)、戀心(こひのこころ)を詠(よ)める


0788　【○承前。堀川院御時奉百首歌之際，詠戀心。】


0789　【○承前。堀川院御時奉百首歌之際，詠戀心。】


0790　中院右大臣(なかのゐんのうだいじん)、中將(ちゅうじゃう)に侍(はべり)ける時(とき)、歌合(うたあはせ)し侍(はべり)けるに詠(よ)める


0791　旅戀之心(たびのこひのこころ)を詠(よ)める


0792　堀川院御時(ほりかはゐんのおほむとき)、艷書歌(けさうぶみのうた)を殿上人(うへのをのこども)に詠(よ)ませさせ賜(たま)うて、歌詠(うたよ)む女房許(にうばうのもと)に遣(つか)はしけるを、大納言公實(だいなごんきみざね)は康資王母(やすすけのみこのはは)に遣(つか)はしけるを、復(また)周防內侍(すはうのないし)にも遣(つか)はしけると聞(き)きて、妒(そね)みたる歌(うた)を送(おく)りて侍(はべり)ければ遣(つか)はしける


0793　中將(ちゅうじゃう)に侍(はべり)ける時(とき)、歌合(うたあはせ)し侍(はべり)けるに、戀歌(こひのうた)とて詠(よ)める


0794　法性寺入道內大臣(ほっしゃうじにふだうないだいじん)に侍(はべり)ける時(とき)の歌合(うたあはせ)に、尋失戀(たづねうしなふこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める


0795　法性寺殿(ほっしゃうじどの)にて五月供花時(さつきのきょうくわのとき)、殿上人(をのこども)歌詠侍(うたよみはべり)けるに、契後隱戀(ちぎりてのちかくるるこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠侍(よみはべり)ける


0796　題不知(だいしらず)


0797　位御時(くらゐのおほむとき)、皇太后宮始(くわうたいごうぐうはじ)めて參賜(まゐりたま)へりける後朝(きぬぎぬ)に遣(つか)はしける


0798　同御時(おなじおほむとき)、忍(しの)びて初(はじ)めて參上(まうのぼ)りて侍(はべり)ける人(ひと)に、朝政程(あさまつりごとのほど)、紛(まぎ)れさせ賜(たま)ふ事有(ことあ)りて、暮(くれ)にける夕方遣(ゆふつかたつか)はされける


0799　花園左大臣(はなぞののさだいじん)に遣(つか)はしける


0800　百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りける時(とき)、戀心(こひのこころ)を詠(よ)める


0801　【○承前。奉百首歌時，詠戀心。】


0802　【○承前。奉百首歌時，詠戀心、百人一首0080。】


0803　【○承前。奉百首歌時，詠戀心。】


0804　【○承前。奉百首歌時，詠戀心。】


0805　後朝戀心(きぬぎぬのこひのこころ)を詠(よ)める


0806　忍(しの)びたる所(ところ)に罷(まか)りて、有明月(ありあけのつき)に夜深(よふか)く歸(かへ)りて遣(つか)はしける


0807　攝政右大臣時(せっしゃううだいじんのとき)の家歌合(うへのうたあはせ)に、旅宿逢戀(たびやどりにあふこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める　【○百人一首0088。】


0808　初逢戀之心(はじめてあふこひのこころ)を詠(よ)める


0809　【○承前。詠初逢戀之趣。】


0810　夢中契戀(よめのなかにちぎるこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める


0811　中納言國信(ちゅうなごんくにざね)、忍(しの)びて物申(ものまう)して後(のち)、遣(つか)はしける


0812　寄枕戀(まくらによするこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠侍(よみはべり)ける


0813　夏戀之心(なつのこひのこころ)を詠(よ)める


0814　題不知(だいしらず)


0815　百首歌奉(ひゃくしゅのうたたてまつ)りける時(とき)、戀歌(こひのうた)とて詠(よ)める


0816　歌合(うたあはせ)し侍(はべり)ける時(とき)、詠(よ)める


0817　【○承前。侍歌合時所詠。】


0818　題不知(だいしらず)　【○百人一首0082。】


0819　藤原仲實朝臣(ふぢはらのなかざねのあそん)、備中守(びっちゅうのかみ)に罷(まか)れりける時(とき)、具(ぐ)して下(くだ)りたりけるを、思薄(おもひうす)く成(な)りて後(のち)、月(つき)を見(み)て詠侍(よみはべり)ける


0820　契日中戀(ひのうちをちぎるこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める


0821　鳥羽院御時(とばゐんのおほむとき)藏人所(くろうどどころ)に侍(はべり)ける時(とき)、女(をんな)に代(かは)りて詠(よ)める


0822　寄催馬樂戀(さいばらによするこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める


0823　旅戀(たびのこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める


0824　月前戀(つきのさきのこひ)と言(い)へる心(こころ)を


0825　稱他人戀(ほかのひとをとなえるこひ)と言(い)へる心(こころ)を詠侍(よみはべり)ける


0826　【○承前。侍詠稱他人戀之趣。】


0827　女(をみな)に忍(しの)びて語(かた)らふ事侍(ことはべり)けるを、聞(きこ)ゆる事侍(ことのはべり)ければ遣(つか)はしける


0828　題不知(だいしらず)


0829　【○承前。無題。】


0830　【○承前。無題。】


0831　【○承前。無題。】


0832　【○承前。無題。】


0833　【○承前。無題。】


0834　契事侍(ちぎることはべり)けるを忘(わす)れたる女(をみな)に遣(つか)はしける


0835　夢中契戀(ゆめのなかにちぎるゆめ)と言(い)へる心(こころ)を詠(よ)める


0836　人(ひと)に遣(つか)はしける


0837　御返事(おかへりごと)


0838　右大臣(うだいじん)に侍(はべり)ける時(とき)、百首歌詠(ひゃくしゅのうたよ)ませ侍(はべり)ける時(とき)後朝(きぬぎぬ)の歌とて詠侍(よみはべり)ける


0839　【○承前。任右大臣時，奉詠百首歌之際，侍詠後朝歌。】