櫛名田大神宮では、若く美しい巫女を募集しています〜☆
条件
- 未婚ならいいな。
- 小さいけれど歴史ある神社の、病弱で可憐な一人娘なら完璧なんだけどなぁ。
- 髪は丹念に櫛けずられた、流れるように美しい黒髪だったらいいな。
- 年の頃14〜17がベスト。〜29までなら好ましいな。それ以上は応談。(笑)
- 色白で、運動は苦手。朝は低血圧ならばいいなぁ☆
- 夭折しそうな危うい感じならば、なおのこと美しくて素敵だなぁ☆
- 人見知りをし、見ず知らずの人間には絶対に警戒心を解かないほうがいいな〜☆
- 多少気の強いほうが好きです。
- 哲学的に事象を捉えることができ、知的であること。
- 笑うときに嬌声を立ててはいけない。
- 宝石にたとえるならば翠玉。
待遇
- 雨風しのげて三食昼寝つき。(ォォ
- 一日中巫女装束を着ていられる生活が送れます。苦労はかけません。(ォォォ
- ご希望なら、籍はきちんと入れさせてもらいます。婿養子も可。(ォォォォ!
- 一生愛してあげる。
例外規定
- 猿女氏(*1)の血をくんだ家系のかたなら、無条件です。
- 「あたし、この人のこと良く知らないし、本当に大切にしてくれるのかしら…?」
そんなときには、お友達から始めましょう。
- (*1)猿女(さるめ)氏
- 「さるをんな」などと読むと、学の無さを露呈することになるので注意。
天照大御神がお隠れになったとき、天岩戸の前で舞を舞ったのが天鈿女命(アマノウズメノミコト)。猿女氏とは、その天鈿女命と猿田彦命(サルタヒコノミコト)の血を受け継ぐ、誉高き家系です。
こんにち、巫女さんのお務めには、神楽を舞うことなどがありますけれども、本来、神楽を舞う役職は猿女氏に生まれた娘にのみ与えられるべきものなのです。
斎部広成『古語拾遺』には、猿女氏の血筋は大同年中大いに零落し、「神裔亡散して、その葉まさに絶えんとす」という記述があるらしいのですが、広い世の中のこと、必ずどこかにまだ脈々と受け継がれているものと私は信じています。
神宮に戻る