しょちょーの日誌[1996年11月前半]


96/11/15(金) 「Saturno氏のMOトラブル」 
 Win95をふっ飛ばしたSaturno氏、やっと復活かと思いきや、MOドライブにトラブルが発生しているようで、「アクセスするとハングする」とのこと。かつて私がWin95を初めて導入したとき、バスマスタ対応のSCSIのドライバが入手できず、結局ハードをDMA転送に設定しないとハングアップしたという経験がありますが…。たぶんそこらへん(ドライバ関連)が原因じゃないかなぁ。あるいはIRQ/DMA重なってるとか…。まぁがんばって復旧してください。(^-^;
96/11/14(木) 「新興宗教オモイデ教/バベッジのコンピュータ」 
 「新興宗教オモイデ教」という小説を購入。リーフ「雫」の元ネタ本である。読んでみたらわかるんだけど、信じられないことに、フレーズがそのまま「雫」にコピーされている部分があったりします。たとえば、「なぜこんな目に会うのか分からない」とかね。ラストシーンで主人公が涙するのも同じ。ちょっとコピーのしすぎだね。

「バベッジのコンピュータ」という本も購入。情報工学やってるひとには常識ですが、知らない人には「なにそれ」って言われちゃう、「バベッジの解析エンジン(歯車式コンピュータ)」。この本は、その開発者バベッジについて、広く浅く扱った本です。
 ちなみに私はノイマンとか大嫌いだったりします。だって、コンピュータを開発する動機が「戦争のため、殺人のため」なんていう人間、好きになれっこないですよ。その点バベッジは純粋に「機械に計算させてやりたかった(=学術利用のため)」ということだけですもの。ここには雲泥の差がありますよねぇ…。

 不幸にしてバベッジの手によっては完成しなかった「解析機関」、もしこれが完成していたとすると、世界はどんなふうに変わっていたでしょうね…。

 蛇足ながら、「解析機関」に代表される歯車式コンピュータは、過去の遺物ではありません。分子コンピュータとして作り直すと、超高速演算が可能になるらしいです。現在においてもなお、バベッジの夢見たエンジンは"先進の科学"でありつづけているんですよ。(^^)

96/11/13(水) 「ProgrammingPerl」 
 「ProgrammingPerl」(ギョーカイ関係者には「ラクダ本」と呼ばれたりしています)を購入。Perl5準拠まで待とうかと思ってたんですが、それまで待てなかったというだけの話です。(後日註:ニュースで、訳者の近藤さんが「Perl5準拠の本の翻訳を行うことが、既に決まっているというわけではない」という内容の発表をしていました)

「21世紀家族へ」という本も購入。こちらは講義のテキストで、ほしいと思って買ったわけではないためか、あやうくレジに忘れて帰りそうになりました…。(^^;

96/11/12(火) 「WindowsNT4.0」 
 日本語版 WindowsNT4.0 が 12月10日に発売かぁ…。セキュリティのない Win95 より安全で良さそうだけど、るなぴーちゃんの話では「重い」らしいし…。マルチユーザ OS ってのは魅力だけどねぇ…。Admin で入らない限り、OS は壊れない筈だしさ…。(2日前に OS を壊したばかりってのが泣けちゃいますよね)
 アカデミックパックを利用すれば、2万円程度で購入できるみたいです。NT って、アカデミックパックでは買えないと記憶していたのだけど…。制度が変わったのかな?
96/11/11(月) 「Win95の崩壊#2」 
 Win95、ServicePack1、DriveSpace3 などを再インストール。とにかく動くようにはなったので一安心。Office、VC++、IExplorer などもインストールすれば、かなり使えるようになってきた。
 しかしねぇ…。作りかけのソフトとか、私はデスクトップにディレクトリ掘って置く習性(__;があったんですけど、全部吹っ飛んじゃったので悲しい…。(;_;)
 まぁ、七太郎/ATOK10とかの、「動作がチト変だけど、削除するには忍びないソフト」、TeX/DJGPP/TC++4.0などの「かつてはお世話になったが、もぅ使わなくなったソフト」が一掃され、HDD の容量には若干の余裕ができたけど…。みゅ〜。
96/11/10(日) 「Win95の崩壊」 
 たいへん恥ずかしいことをしてしまいました。うちの Windows95 なんですが…。InternetExplorer のキャッシュが格納されるディレクトリ下に、文字化けした名前のディレクトリが多数発見されたので、(不注意ながら)DOS上で削除してみたところ、どうやら後ろで他のディレクトリと結ばれていた(?) らしく、HDD 上の様々なディレクトリが知らぬ間に消滅。極めつけに Windows のシステムディレクトリまで消去されてしまう始末…。(+_+;; ひぃ〜
 あーもぅ、旅に出たい気持ち。やるせないっす…。
96/11/09(土) 「神社新報#2」 
 Yasuさんから『神社新報』という新聞を一部頂いた。この新聞は少々変わっていて、記事は歴史的仮名遣いで書かれている。どうやら、歴史的仮名遣いが "美しい日本語" だから使う、というような編集方針らしい。

 しかし、どういう理由で「歴史的仮名遣い」が「日本的」であり、「現代的仮名遣い」は「非日本的」だといえるのだろう。非常に不思議である。

 そもそも、「日本的な日本語」というのは、歴史上、どの時点をもって言うのか。一昔前の記述法を重んじるのなら、なぜ『神社新報』は旧字体を使わず、新字体を使って出版されているのか。なぜ文語調でなく口語調で記事が綴られているのか。ためしに、「なぜ "万葉仮名" の時代まで溯らないのか。なぜ音読み漢字を排除し、全文 "やまとことば" で記述しないのか。」と編集部宛てに質問してみてはどうだろう。納得の行く回答が得られるとは思えないが…。

 通時的な社会言語学 の裏打ちがない(なんの学術的根拠もない)編集部の方針は、その真意はどうあれ、誰の目にも「半端かつ滑稽な懐古趣味」としか映らない。また、同時に、そうした偏狭さは非常に恐ろしいものでもある。(詳しくは後述)

 はっきり言って、表記だけを「歴史的」にすることに、なんの意味があろう。新聞という共時的な、多数の読者に影響を与えうるメディアにとって、意味内容まで「歴史的」で通すことは不可能であろうに。たとえば、現代的な術語には、かつて日本に存在しなかったものが含まれる。これらを論じるには、日本の土俵上では論じきれない。(日本の哲学・日本語の語彙がカバーしきれない領域がある。)その点を先ず認識できていないといけない。

 私がまずもって恐れることは、これら諸外国から輸入された哲学を、彼らの言う "うつくしい日本語" であるところの「歴史的仮名遣い」で記述し、それを日本独自のものであると言い切るような風潮と、そう錯覚し、あるいは、させられる民衆の出現である。日本では一時期、「世界に於いて日本が至高の国家である」という洗脳教育がなされ、ファシズムに振り回された時代があった。その再来を願うような人間など居ないとは思うが…。

 とにかく、あまり日本という殻にのみ閉じこもるべきではない。偏狭は悲劇を呼ぶ。
96/11/08(金) 「紀伊国屋 BookWeb」 
 紀伊國屋書店インターネット店 BookWeb で注文した書籍が届く。どうやらマイナーな出版社の書籍を注文した為か、全部を取り寄せるのには時間がかかる(^-^;ようで、コミックだけが先行して届いた。『明日香の王女(ひめみこ) 4〜8』『グランローヴァ物語 3、4』。『明日香の王女』はストーリーの出来が素晴らしいのでオススメ。
96/11/07(木) 「読む量と買う量のバランス」 
 アンテナ線を買ってきて、うちのマシン(パソコン)のチューナーボードに繋げる。TVってあんまり見ないんだけど、まぁ使えるようにしておいて損はないでしょう。
 古本屋で、吉本隆明『共同幻想論』などを購入。この頃、書籍購入が頻繁で困る。読む量より買う量のほうが上回っている。逃避かもしれない。
96/11/06(水) 「INS64敷設完了」 
 INS64 敷設工事などあるため、面倒だとは思いつつも部屋の掃除などしてみる。結果、ハムスター小屋の様相を呈していた部屋が、少しは人間的に片づいたようで満足。:)掃除の過程において、桜井徳太郎『シャーマニズムの世界』,春秋社,1978. 奥田暁子/岡野治子編著『宗教の中の女性史』,青弓社,1993. が、ガラクタの中から発掘される。数ヶ月前に買って、すぐ何処かへ消えた本だ…。(ォィ)

 ISDN 敷設完了。モデム(OMRON ME2814B2)がデジタル回線と相性悪いのか、14.4K モデムに対して 28.8K からネゴを始めると失敗する。(ATB9 で回避可能) BUSY 音を認識してくれない問題も併発。(こちらはどうにも回避できないらしい)

96/11/05(火) 「儀式/BASTARD 18巻」 
 鈴平ひろ『儀式』,メディアックス,1996. に巫女さんの出てくる作品が収録されてあるのだが…。作者自身「スランプ作」と認めている程度のモノで…。まぁ、次は頑張ってくれると嬉しいなっ☆(^-^;;;

 Nifのほうで『BASTARD 18巻』の話題が出てたので、買って読む。こ、これは一体…。(^-^;;; やっぱ完結することはないのか…。『Wizard』で終わったと思うようにしておこう。うん。(;_;)

96/11/04(月) 「くか〜」 
 なんか知らないが、一日寝ていたような気が…(^-^; まぁ、昨日出歩いて疲れたからなぁ。
96/11/03(日) 「OCN 構想/天皇家は何故アマテラスの怨霊に怯えたのか」 
 県立文化の森総合公園で Internet の講演があるということで、美碧嬢(って誰だ?(^-^;)と一緒に行く。某大分のネット(名前は伏せるが、動物の名前を冠する)の事務局長の講演だったので聞きに行ったのだが、幻滅した。最初に言わせてもらうと、私はそのネットに幻想を抱いていたところがあった。民間主体の、自律的で民主的な、利潤追求とかは二の次の、潔癖崇高な精神を持つ、素晴らしい団体だと思っていた。しかし、それは間違いであった。彼の、ギョーカイとの癒着を思わせる口振りには、参加者のほとんどが、私と同じく「ソンk〜 (-_-メ」というような心境だったらしい。本当に、幻滅した(=必ずしも私の理想に合致する団体ではなかったことを理解した)。
 彼の視野は非常に狭い。例えば、NTT の OCN 構想では、128kbpsで\30〜40K/月。彼は、この価格をもっと安価にしようと考えている。その理由は、「安価でないと、地方が取り残されるから」らしい。しかし、それは見事な見当はずれであると言わざるを得ない。なぜなら、この料金体制は、現存するプロバイダの何処よりも安価であり、日本全土はネットへ等距離に接続されるであろうことが簡単に推測できる。しかし、彼には、それが理解できていないようだ。
 OCN が実現(但し額面通りに)された場合、ネット上での地方格差は無くなり、地方の劣位性を論じることは無意味に帰する。

 図書館で日本神話に関して調べる。山折哲雄『日本の神』,平凡社,1995. 吉田敦彦『アマテラスの原像』,青土社,1987. が興味深かったので、借りる。『日本の神』 の 第三章五節 「伊勢神宮」起源譚 とか読むとね〜、天皇家とアマテラスの血脈って、繋がっていないのではないかと思えてくるね。
 何故アマテラスは伊勢に遷宮されたのか。(倭姫ただ一人の"妄言"で決められるはずはない。何かしらの理由があるはず。) また、何故伊勢に四拍手の風習があるのか。だんだんと、その理由が見えてくることと思います。色々な日本神話の研究家によって言われていることなので、ちらと耳にしたかたも多いだろうけれど、興味のある人は、実際に調べてみるといいよ。その真偽はさておき、自国の神話・歴史に興味を持つことは決して悪い事じゃないからね。

96/11/02(土) 「INS64」 
 TA 届きました。早速コンピュータに繋げて一応のセットアップ&動作確認。:) うぉ〜早く INS64 敷設してくれぇぇぇ(笑)>NTT
96/11/01(金) 「MR-BBS計画」 
 MR-CHAT をリアルタイムチャットに最適化したもの("MR-R-CHAT" とでもしておきます)を、とりあえず巫研のホームページに置いてみました。MR-BBS 中の、chat.free というのがそれです。サーバへの負荷も、かなり低くなっているはずですよ。(^-^)v
 MR-BBS については、掲示板システム(NMTNET で駆動中の "TANUKI-BBS" のようなもの)や、一行BBS(現在の "MR-CHAT")などを全部統合し、最終的には、いわば「WWW上での草の根(?)BBS」とする計画です。:) ActiveX コンポを利用して作成する予定もあった(個人的には、是非そうしたい)のだけど、使用する技術は、どうやら JavaScript + HTML3(FrameTag) の枠内で落ち着きそう。

『チャット』って面白いものですね。実際、設置するまで、こんなに面白いものだとは思わなかった。最近、『お狸チャット』にハマってます。(笑)


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