しょちょーの日誌[1996年09月前半]


96/09/15(日) 「IExplorer 2.1」 
 月曜に持っていくプログラムを急いで仕上げる羽目になる。(笑) 作業の合間、リラックスするためと称し、Windows3.1 に IExplorer2.1 をインストールする実験などをしてみる。(苦笑) 結果、IExplorer2.1 には日本語処理エンジンが載っておらず、どうにも実用にならないことが判明。
96/09/14(土) 「木戸氏来訪」 
 木戸氏来訪。以前から貸したままになっていた本「縦組み日本語 TeX」「LaTeX 美文書作成入門」「快盗セイントテール1〜4巻」を返してもらう。HTMLデザインの本は、まだ貸したまま。できたら早めに返して欲しい…。(笑)
 木戸氏とは、Windows3.1 上での、TrumpetWinSock のセットアップ方法、Cにおけるconst宣言の使い方、わかりやすい会話方法(?) などについて色々と話をした。別れ際、私の部屋で埃をかぶっていた、ウィンドゥアクセラレータ「GA-98NB/II」を数ヶ月の約束で貸す。木戸氏の Win3.1 環境を多少なりとも向上することができれば幸いである。
96/09/13(金) 「魔法のシャーマン おはらいみ〜こ?」 
 「パソコンパラダイス」っていうパソコンゲーム情報誌を、ここ数ヶ月買ってたりする。というのも、イラスト投稿コーナーに「巫女さん」のジャンルが(小さいながらも)用意されていて、「のら猫長屋」さんというかたの可愛い巫女イラストが毎月載っているからだ。機会があれば読んでみると良いんじゃないかと思う。
 まぁ、それはさておき。今日、その雑誌でゲームの情報をチェックしていたら、シーライオンってメーカーから 『魔法のシャーマン おはらいみ〜こ』 というソフトが出るらしいことが載っていた。画面写真こそ載ってなかったが、多分 巫女ゲー だろう。
 もちろん、巫女さんがメジャーになっても別に良いとは思うけど、生半可な気持ちで巫女さんを愛する青少年が増えるのだけは勘弁してほしいよな。巫女の魅力ってのはブルセラなんかとはクラスが違うんだし。巫女さんに対して性欲しか感じないのであれば、それはホントの巫女フェチじゃあない。いわんや、支配欲を感じるなんてのは論外だ。
 もちろんそんな基礎的なこと、ここにアクセスしてくれた巫女フェチは、みんな理解してくれてる筈だろうけどさ。
96/09/12(木) 「CGI不調」 
 CGI が何か変です。NMTNET の BBS システムと TRCHAT が動作不良です。2つの異なる CGI が同時にとらぶったということは、サーバー側の設定に何らかの問題が生じた結果だと思うんですけれど、詳しいことはサーバーを確認しないと判りません。
 今日は暇なので、午前中に NMTNET に足を運び、原因究明したいと思っています。m(__)m …と思いきや、寝坊して午後3時に家を出た私…。(笑) やはりというか、なんというか、NMTNET に到着したときには既に修復されていました。あ、ちなみに原因はサーバー側の設定にありました。
96/09/11(水) 「さよなら私の夏!」 
 長かった夏休みも終焉を告げ、今日からまた大学が始まるのであった。最初くらいはということで、今日は早起きして研究室に一番乗り。ふふ…。 しかし、今日は誰も、顔すら見せに来なかった。結局、朝9時から午後5時まで教授と二人して研究。
 休憩の合間に立ち寄った書籍購買部では、「InsideVisualC++4.0」とかいう、結構良さそうな本を衝動買い。私はまだMFCで実用的なGUIアプリを作ったことがなく、そのニーズにマッチしたので。まぁ、「Delphi2.0」を知っちゃうと、VCでは基礎的なDLLかコンソールアプリくらいしか作る気がしなくなっちゃうのですけれど、やっぱ、そこそこのアプリくらいはMFCで組んでみたいのでありますよ。
96/09/10(火) 「Kernel32 Update の明らかなバグ」 
 9月8日の日誌に報告した「Kernel32 Update」の不具合について、MSがバグの存在を表明していました。…って、遅いよ。既に被害受けちゃったし。(;_;)
96/09/09(月) 「BackupIt」 
 HDDのバックアップとったす。-LH5-(*1)圧縮かまして、230MBの光磁気ディスクに3枚ぴったりってな量になりました。まぁ、アーカイブは「BackupIt(*2)」っていう自作の小さなソフトが寝てる間に作成してくれるので結構楽なんですが。
 バックアップメディアといえば、テープデバイスとか、パーソナルで持ってる人とかいますけれど、ああいうのって、そんなに有用なのかしら。640MB光磁気ドライブとかのほうが、他に色々転用できるので非常に経済的な気がするんだけど。。。
 そうそう、PDも良いよね。メディアにあまり耐久性が無いってことで、周囲ではそれほど人気ないようだけど、バックアップ用途くらいなら別段問題にならないんじゃないかと思う。CD-ROMドライブとしても使える(*3)し、安く売られていれば買っちゃうかも。ZIPは容量100MBってのがキツイし、バイト単価はMOのほうがまだ安いから、私は特に買う予定してないっす。
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(*1)-LH5-しか使えないのは、UNLHA32.DLLが-LH6-圧縮に未対応だから。オプションでもいいから対応して欲しい気がする。
(*2)ありがちなネーミング。バックアップのエンジンはWIN32バイナリだがコンソールアプリだったりする。これをバッチファイルから呼び出して使う。うーん、シブイぜ。(笑)
(*3)私の今使ってる CD-ROM ドライブは音飛びして、具合が悪いのだ。ちなみに、縦置きにしたりすれば症状は多少緩和されるみたい。うーん…。
96/09/08(日) 「花より団子…(;_;)」 
 本日未明、我が愛すべきトロトロの VisualC++ 統合環境を高速化することに成功しました。「今までビルド終了時に鳴らしていた、麗しの巫女サウンドを OFF にする」だけで、いきなり「リビルドの体感速度がn倍」になるのです!(げーん!) ふふ…こんなことに今まで気づかなかった私って馬鹿すぎ…。(T-T)q
 とまぁ、VisualC++ はそれで問題無くなったんだけど、今度はうちんとこの Win95 の動作自体が結構アヤシくなってきたりなんかして…。OSがいきなりHaltするし…。(ひぃ)
 たぶん、カーネルのバージョンアップが悪かったんだと思う。バージョン戻しておかなきゃ。
 そういや、ここ数ヶ月HDDのバックアップとってないなぁ…。
96/09/07(土) 「InfoLink」 
 『InfoLink』とかいうリンク集を暫定的に作ってみました。便利かもしれないので、使ってみてね。…って、こういうのは大抵、作成者のブックマークをそのまま焼き直したものだったりするのは公然の秘密だったりする。(^-^;; しかしなんかもー、素っ気なかったり、他のリンク紹介とデザインが違ってたりして大変申し訳ないっす…。そのうち全部作り直そうかと思ってます。
 まぁ、そろそろ HTML直書きでは限界が近い…というか、コンテンツが一定量以上になると、生産効率の激減してしまうことが経験的に判ってきました。やっぱ、データ→HTML化作業を全自動で行なうようなシステムが必要だなぁ…。
 ところで、「Microsoft FrontPage」って、試用してる人いますか?ちょっと気になっているんですけれど…。使い勝手とか、どうなんでしょうね?
96/09/06(金) 「大事に使えば一生物だから、一気奮発して購入しても損はないっす!(ォォ」 
 貸していたゲームソフトをANT氏が返却に来訪。その後、ファミリーレストラン「ガスト」にて、PENTA氏・木戸氏・[JUN]氏たちと "小さなお茶会 (c)猫十字社" をともにする。のち、PENTA 氏のお宅にお邪魔し、雑誌・同人誌の類を見せてもらう。私のメインで読ませてもらったものは、前回(7/14)に引き続き、ナコルルの奇麗で可愛い…(以下略)。
 午前4時過ぎになり、ようやく帰宅。かなり眠い。インターネットメールを確認すると、SHO(SHO@NetLaputa.or.jp)さんからのメールなど計三通。
 SHOさんは巫女装束を自作するという野望をもった巫女フェチさんであるらしい。うーん、個人的には、襦袢とかまで全部作るのは、非常にムツカシイのではないかと思いますけれどね。(襦袢の、たたむと一枚の反物のようになるあの構造は、私、いまだに良く分かってないっす) 伝統工芸職人に弟子入りでもしないと、私じゃ作れそうに無いなぁ…。(;_;)

 ちなみに、しょちょーは、女の子の着せ替え人形用の「巫女装束」(ひぃ)も一応持ってたりします。が、作りが非常に雑で、全然綺麗じゃありません。それで、着せ替え人形用の巫女装束は自作しようと思ったこともあったんですけれど、あれが結構難しいんですよ。「言うは易し、行なうはキヨシ」って奴ですねぇ〜。…って、うーん。いきなり古典的ギャグかましてスマンす。(;_;)

たちゃな>着せる恋人が居たりすると、なお楽しいかも。くす。(;_;)←ナゼナク
SHO >同感です(T_T)g



 さらに引き続き IExplorer の情報ですが、バージョンアップ版が公開されました。メニューから[ヘルプ]→[バージョン情報]で表示されるバージョン・ビルドナンバーは「4.70.1158(*1)」、「Iexplore.exe」のタイムスタンプは「1996年8月26日 11:58:00」になります。1996/08/14 の日誌に書いたような、ドキュメント中の唐突な文字化けの現象や、1996/08/17 の日誌に書いた、ブラウズ画面が圧迫されるような印象の問題も解消されているようです。ダウンロードはhttp://www.microsoft.com/ie_intl/ja/から可能です。
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(*1)しかし、「iexplorer.exe」を右クリックして[プロパティ]→[バージョン情報]で表示させたものは「4.70.1155」であったりする。謎だ…。(笑)

96/09/05(木) 「誤解/JavaBug(IExplorer3)」 
 8/3の日誌の件なんですが。4日付けで、Kさまから「怒っているわけではないです。私は神社・宗教の崇拝者ではないです。転載してもOKです。」との嬉しいメールが届きました。いや、私はてっきりKさまって、神社神道崇拝者/権威主義者/保守的国粋主義者のかたなのだろうなと思いこんでしまって…。結果的に勘違いしちゃったようですね。どうもすみませんでした。KG大社の巫女さんフォトは、ありがたく転載させていただきます。

 さて、以下、昨日に引き続き IExplorer の続報です。
 IExplorer に Java のバグが存在し、特定のアプレットが動作しない(止まってしまう)ことがあるらしいです。まぁ、さして大きな問題ではないと思いますけれどね。そのうち修正されるでしょう。

96/09/04(水) 「Goodbye 3.0, hello 4.0」 
 IExplorer4.0 のベータ版リリースの時期なんですが、当初、年末までに出るとされていたものが、来月までに繰り上げられたみたいです。(詳細はGoodbye IE 3.0, hello 4.0を参照)
 まぁ、IExplorer5.0 の構想も既に発表されている(^-^;;ようですし、つくづくこの業界、情報の新旧交代が速いことを実感しちゃいますね。
 しかしまぁ、IExplorer4.0(コードネーム「ナッシュビル」)では、OS(Windows)との融合が注目されてます。私などは、結構楽しみにしてますけどね…。IExplorerが受け入れられれば、Windowsの世界では、今後数年かけて、アプリケーションがActiveX(OLE)技術をもってして、エクスプローラに統合されていく方向に進むのでしょうね。
96/09/03(火) 「俺のスタンス」 
 

8月25日





K さま





 はじめまして、山本 貴則といいます。



 当方、「巫女装束研究所」なるホームページを目下作成しており、

 そちらで、今回、巫女CGのデータベースを作成することになりました。



 つきましては、 K さまの巫女CGを登録させてもらいたく思います。



 【登録CG】



 ○○○○○○○○○○○ xxxx.xxx

  xxxx.xxx xx,xxxBytes xx/xx/xx XXXX



 もし不都合などございましたら、その旨、メールでお願いします。



 お忙しいところ、失礼しました。



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  山本 貴則/たちゃな

   tatyana@nmt.co.jp

   http://www.nmt.co.jp/~tatyana/

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9月3日





山本 貴則さま、はじめまして。



ご返事が送れて申し訳ありません。



> 当方、「巫女装束研究所」なるホームページを目下作成しており、



> つきましては、 K さまの巫女CGを登録させてもらいたく思います。

>

> 【登録CG】

>

> ○○○○○○○○○○○ xxxx.xxx

>  xxxx.xxx xx,xxxBytes xx/xx/xx XXXX



写真の被写体である、KG大社に迷惑をおよぼす事態(例えば、

威厳を損なう、名誉を損なうなど)を心配しています。

そこで、山本さまの「巫女装束研究所」ホームページの内容をもう少し

詳しくご説明願えないでしょうか?



大変失礼な質問であることは充分承知しておりますが、当方の心配を

ご考察頂きますようお願いいたします。





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K



○○省・○○庁・○○研究所

第○研究部・主任研究官

TEL:XXXX-XX-XXXX(XXX)

==============================





9月3日





K さま





 こんにちは、山本貴則です。





> 写真の被写体である、KG大社に迷惑をおよぼす事態(例えば、

> 威厳を損なう、名誉を損なうなど)を心配しています。





  K さまのご心配なさるのも、もっともだと思います。なぜならば、「巫女

 装束研究」という名称からして、一般的に「あやしいのではないか」、もっ

 といえば「いかがわしいのではないか」というふうに印象されてしまうかも

 しれませんから。



 この点について、ひとつご説明申し上げますと、「巫女装束研究所」という

 名称は、その響きのユニークさ、非日常的楽しさ(心理学の世界では「イン

 クリス(めまい)的」とも呼ばれます)をユーザーに与えること、つまり決

 定的な、個性的な第一印象を与えることを意図したものであります。



 この名称が K さまに与えた疑念を一気に解消することは非常に難しいであ

 ろうことを重々承知してはおりますが、私どものホームページには、何等い

 かがわしい情報(公序良俗に反するような、つまり法に抵触するような内容)

 の登録されていないことをご報告申し上げます。









> 「巫女装束研究所」ホームページの内容をもう少し

> 詳しくご説明願えないでしょうか?





 この冗談めいたホームページの名称からして、すでに薄々ご理解されていら

 っしゃるかとは存じますが、私どものホームページで提供している情報は完

 全にアカデミックなものというふうではなく、現時点では少々砕けた内容が

 主体となっております。(私を含め、若年層からのアクセスが多いので、そ

 のニーズに合わせています)





 1)アニメ・コミックといった青少年向きのメディアに登場する巫女さんの

   情報。

 2)パソコン通信上でやりとりされる、巫女さんをモデルに描かれたCG等

   のデータベースの作成。

 3)巫女に関するQ&A。(巫女でも神職になれるのか、etc.といったもの)

 4)Internet上に存在する、各地の神社や地元の稚児神楽を紹介したページ

   へのリンク。

 5)巫女装束の着付け。(袴のはき方の説明、武道用袴との差異等。作成中)





 もちろん、そうした「砕けた」情報ばかりではなく、今後は徐々に研究成果

 も登録していく予定です。

 ただし、ほとんど個人で運営している以上、亀の歩みではありますが。





 a)日本神話に描かれる女神の研究



  →原始から伝わる宗教において、神はその一族の祖先であると考えられま

   す。(Ref.ケルト神話)

   ならば、日本神話において、天照大御神→素盞嗚といった、神話におけ

   る主人公の遷移(女権→男権)は何が原因で、どうして起こったのか。

  (これは主に、井沢元彦「逆説の日本史」に沿った形で情報を提供する予

   定です)





b)朝廷に於ける女官制度の調査



  →女官と巫女とは密接な関係があります。(Ref.伊勢斎王、賀茂斎院)

   神裔とされる一族(猿女氏等)の朝廷での役割や、他の女官の仕事。生

   家の身分(氏姓)と女官の位の相関について。

  (これは「女官通解」「故事類苑」をベースに、現在作成中です。)





c)朝鮮半島・琉球・アイヌに残る巫女文化との比較検討



  →韓国の「喚き巫女」、琉球の「ユタ」「ノロ」などにおけるシャーマニ

   ズムとの比較。アイヌのトーテミズムとの対照など。





d)遠くギリシャ・ケルト文化に於ける巫女の地位あるいはそれとの対照



  →ギリシャは男系社会であったが、女性の中でも巫女だけは崇拝の対象と

   なった。日本ではどうであったか、その対照。

   ケルトにおける、母神ダヌーを中心とした神話体系と日本神話との対照。





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  K さまが、御自身の作品をこうした「お遊び、娯楽的、無教養な」ホーム

 ページに登録されることは耐え難い苦痛である。KG大社の威厳をも損なう

 とお考えならば、実に残念ですが、転載のご依頼を取消させてもらおうと思

 います。



 …私どもの報道対象は神社ではなく、シャーマニズム(巫女)ですから、た

 ぶんご理解いただけることはないと思います。





  K さまが「KG大社の威厳」という言葉を持ち出された時点で、 K さま

 と私との間に認識の大きな隔たりがあることを直感しました。



  K さまにメールを差し上げる最後の機会となるかもしれませんので、以下、

 個人的な見解を端的にご説明させていただきます。





 現在、神社神道は男性社会であることは御存知だと思いますが、しかし、日

 本神話に残る女神信仰と周辺地域の文化(=巫術)を研究し、あらためて神

 道を考え直すと、それら男性神官が実権を握るイデオロギー構造は、若干お

 かしい形態ではないかと思われます。なんとならば、元始、日本の神道は女

 性(アマテラス/オオヒルメノムチ/太陽の妻/卑弥呼?)によるシャーマ

 ニズムであったはずなのに、と…。



 つまり、神社神道というものは、神代から正当に伝わる神意による神道では

 なく、人為により曲されたものではないかとの疑念が私にはあり、神社神道

 のイデオロギーをあまり気にすることなく、これほどまでに私が巫女そのも

 のに傾倒するのは…。



 現在に残る神社神道に対する、一種のアンチであるのかもしれません。





(もちろん神社神道が全て誤りであるといっているのではありません。私の持

 つ日本の神々への信仰は、一般人な現代人よりも深いものです。単に、こう

 いう考え方もできるのではないか、という問題提起程度に捉えていただけれ

 ば幸いです。)



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 本日は大変失礼しました。

 お怒りは甘んじて受けます。





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  山本 貴則 (徳島大学総合科学部人間社会学)

   tatyana@nmt.co.jp

   http://www.nmt.co.jp/~tatyana/

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96/09/02(月) 「なかよしりぼんちゃお」 
 研究室へ行こうと思ったのだが、怪我が完治しておらず歩くのが難しいので自宅休養。前日に購入してあった、「なかよし」「りぼん」「ちゃお」などという少女向けコミックを読んで一日を過ごす。こういう時、コミックというものも結構重宝したりするのだ。…いやまぁ、私がこれらコミックを買うのは、現代少女文化を研究する上では欠かせないリソースであるためなのだが…。(苦笑) ホントよ。
(なかよし)
 「セイントテール」が最終回。(やや消化不良だった) 「とんでもナイト」は相変わらず最高の出来で攻めてくる。来月も買わねば。(笑)
(りぼん)
 「愛はどうだ!」は最終回らしくない終わりかた。うーん…。でもまぁ「龍王魔法陣」は相変わらず変だし、「ケロケロちゃいむ」は相変わらず犯罪的な可愛いさを売り物にしてる。
(ちゃお)
 「アタック☆オン」の比類なきギャグの完成度は一読の価値あり。ほとんどこの作品の為だけに、ちゃお買ってます…。
96/09/01(日) 「文化は血ではない」 
 ANT氏と会い、「痕」「黒の断章」「esの方程式」を貸し、共にやや遅い昼食を食べに、国道55号線沿いの「うどん屋 まこと」という店へと出向く。
 私の頼んだのは、きつねうどんに稲荷寿司。結構好きなんです…って、はっ!これはまさか…(笑) うーん、私の下宿には、稲荷信仰のアイテムとか、存在してない筈なんですけど…憑かれたかな?(笑)
 帰り道、「日本の哲学は輸入哲学なので残念だ。日本には日本古来の文化に根差した、独自の哲学があるべきだ。」とANT氏が話題提起。私もそう思ったりするときがありますけど、輸入の際に適当に日本化されるので別に問題無いと思うんですけれどね(*1)
 まぁそれでも、日本では朱子学の影響が濃かった為か、依然国民の自律性ってのが低くて、到底哲学の芽生える土壌じゃないような気がします。未だにね。
 私は、そもそも日本の賢かった所は、日本古来の万世一系の思想(*2)と、儒学の中から選択輸入した朱子学とを融合させ、天皇家中心の強固な権力構造を構築した(でっち上げた)ところにあると思うんです。そのため、国民は「オトーサンオカーサンヲタイセツニシヨー イチニチイチゼン」とか考えてりゃ国家安泰なわけで、一億総ノンポリなのは国家が賢かった裏返しだと思うんですよね。
 だから、日本古来の文化ってのを朱子学的封建制/身分制(*3)に求めたりするのは不適当で、朱子学の伝わってきたといわれる鎌倉時代よりも以前(*4)まで遡らないと、真の日本らしさというものは到底見つからないような気がします。とはいえ、飛鳥時代、実は渡来人が倭人より多かったという研究報告もあったりするんですが… まぁ文化って、そんなもんじゃないですかね。血は、どうだっていいんです。血が問題なら、今生きている人類は、たった一人の「黒いイブ」から生まれ出てきたことが生物学的に判っている現在、一切の文化は論じることができなくなります。それはおかしい。つまり、文化というのは、それを形成する民族(=人々)の心の持ちようかと思うのです(*5)
 その後、家長制度から天皇制に話が移ると、2人の間に論の接点が無くなって、議論不成立。たぶん、私の読んだ資料が国史に近いところのものであったのが原因だと思います(*6)
 「人間は永遠に孤独である」ってやつですかね。「分かり合う」ってのは幻想かもしれない。人間は絶えずせめぎ合うことが宿命なのかも。…いや、なんだか良く判らない話になってきたので、もうやめますけど。
 しかしまぁ、ANT氏に会うたび、私は「もっと勉強しないといけないなぁ」と思うのでありますよ。
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(*1)ここらへんの詳細は、私の大好きな哲学者であり紀行学者である森本哲郎氏の本に良く書かれているので、それらを参照のこと。
(*2)国民は全て一つの家系から派生してきたものであり、その家系の本流(家長)は天皇家であると考える思想。簡単に言うと「にーちゃん(天皇)の言うことに従え!」ってなやつです。ちなみに、笹川財団の「世界一家人類皆兄弟」ってのは、この思想を汲んでいるはずです。
(*3)もちろん、朱子学伝来以前にも厳格な身分制はありました。「八色の姓(やくさのかばね)」などは有名ですね。
(*4)個人的には飛鳥時代が適当ではないかと思ってます。日本が最も日本らしい時代は、飛鳥時代だったのではないでしょうか。
(*5)ちなみに「日本文化は韓国の粗悪なコピーである」という暴論には賛同しかねます。渡来人によって技術や文化は確かに伝来してきましたが、彼らは朝鮮半島よりも日本を選んだわけで、そこに日本文化と韓国文化の明らかな差異があるのです。もちろん、どちらが優秀かという問題でもなくて。
(*6)客観的に論じきれておらず、著者のナショナリズム的主観が混入していると考えられる。

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